夢都里路くらぶとは

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夢都里路くらぶとは?

《夢都里路》と書いて“ゆとりろ”と読みます(当て字)。「都会の消費者(都)と地方の生産者(里)が共存共栄できる世の中を目標(夢)に手をたずさえて歩んで行きたい(路)」…そんな私たちの気持ちを表しています。

生活クラブ運動から生まれた、生活クラブの材を作っている提携産地での農業や漁業を応援する取り組みです。国内自給率を上げたい!生活クラブはこれまでも国内の生産者と提携して、材を食べ続けることで作り続ける関係を構築してきましたが、これからも安心・安全な材を食べ続けていくために、後継者不足や人手が足りない産地に行って農業、漁業等の手伝いをする企画や、農業を始めたい人のための就農研修などを実施、これまでの生活クラブでの共同購入活動を通じた提携産地との関係を生かし、「生産への労働参画」を通じて地域社会の再生、人の再生をめざします。

これまでの活動内容

  • 2007年4月「生産構造への参画プロジェクト」準備会を発足。
  • 同年秋から、産地(JA庄内みどり遊佐支店、西日本ファーマーズユニオン、(株)スリーエイト)への援農企画と研修を募集開始。
  • 2008年春に、「夢都里路くらぶ」の名称で活動開始。
  • 2010年HP開設
  • 募集に当たっては春と秋に説明会を開催。これまでに25回実施。
  • 説明会には、首都圏および関西の組合員や組合員家族が延べ1030名参加。
  • 14年間で受け入れ産地は27生産者グループに拡大(JA庄内みどり遊佐支店、西日本ファーマーズユニオン、(株)スリーエイト、(農)紀州果宝園、JA上伊那、生産者グループきばる、JA加美よつば、JAさがえ西村山、JAさくらんぼ東根、栃木県開拓農協、(農)さんぶ野菜ネットワーク、JA梨北、JAおきなわ、JAなかしゅんべつ、JA小清水、JA新おたる、(農)八ヶ岳やさい倶楽部、(農)ながさき南部生産組合、(有)沃土会、日本果実工業(株)、和光農園グループ、北海道沼田町、塩尻市北小野地区、グリンリーフ(株)、あした有機農園、(株)新生わたらい茶、(有)月山農場、(合)KSファーム
  • これまで援農・研修に参加したのは延べ2200名。
  • 将来就農を希望する12人が中期または長期の研修に参加。2017年春1人が研修を終え、法人へ就職し就農につながった
  • 2008年11月から月1回「夢都里路通信」を発行
  • 2010年春 首都圏で日帰りできる農業講座開講
  • 2010年7月 新規就農相談会開催(現在は説明会と同時開催)
  • 2014年3月説明会から「遊佐町移住定住相談コーナー」を設置 これまでに3組の移住に繋がった。
  • 2014年3月 関西会場での説明会も開始(現在は休止)
  • 2022年2月から説明会はWEBで開催。全国どこからでも視聴可能に。

目指すこと

  1. 消費者・生産者の違い、都市と田舎の違いを乗り越え、新たな農業生産現場の「担い手」を創る事例を示して日本農業を再生したい。
  2. 「第1次産業のみならず原料加工も含めた「1.5次産業」を、消費者と生産者、田舎と都市の連帯によって再生したい。
  3. 食料自給力回復の実践を社会に示し、共感の輪を広げ、共同購入運動・事業の参加者を広げ、問題解決力を強めたい。

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