No.519 機械化できない重労働に生産者の苦労を知った。地元組合員との交流で楽しいひと時「信州で爽やか杜仲葉の収穫援農」

生産者名:㈱黒姫和漢薬研究所
日付:2024年9月10日(火)~9月11日(水)

杜仲茶を枝ごと切ってある程度の量になったら紐で縛って束にして、集積場所まで運びました。杜仲茶の採取が全て終わったら、集めた束をトラックの荷台へ積み込みました。1日目午後から始めて2日目の午前中に終了しました。
杜仲茶は、葉だけを採取するのかと思っていましたが、枝ごと切って紐で束ねるというのを初めて知りました。思っていた以上に重労働で、機械化もできない作業なので人手が必要ということがよくわかり、印象に残りました。温泉宿で1泊できたのが疲れを癒せてとても良かったです。2日目は、生活クラブ長野の方とも一緒に作業ができて、地元の方との交流の機会もあったのが良かったです。天候に恵まれ過ぎて残暑の厳しい2日間でしたが、休憩を適宜とらせてくださったり冷たい杜仲茶をたくさん用意してくださったりと、大変快適に援農ができ感謝しています。
(東京、60代女性)

剪定バサミで杜仲の枝(太いのは直径2㎝くらいある)を切って、ひもで束ねて運ぶ。一箇所にまとめておき、最後にトラックに積み込む。
天候に恵まれて、一つの畑が収穫し終わるまで出来たことが良かったです。長野の生活クラブの方達と作業出来たのも楽しかったです。お昼も手作りのおにぎりを作ってきて頂きとても美味しかったです。
(東京、30代女性)

杜仲の剪定と葉の収穫
産地の方が大変気配りがお上手で、かつ、色んな活動をされている様子が交流会他で伝わってきて、楽しく過ごさせて頂きました。
(神奈川、60代女性)

杜仲の木の幹(太いものだと大人の親指くらい、高さが2mを越える)を剪定鋏で伐り、抱えられるくらいに束ねてから担いで一ヶ所にまとめる。圃場は炎天下。休憩は1時間おき。1日の作業時間は短い。
最終日、刈り取った杜仲の枝をトラックまで運ぶ。
今年は虫食いの葉が多く、かなり青虫等の虫がいるので虫が苦手な人にはつらい。運ぶ作業も重さがあるので腰や腕に負担がある。
黒姫和漢薬研究所の社長や生活クラブ担当の息子さんと一緒に作業しながら、消費材への情熱やポジティブな言葉を聞き、作業の大変さが薄らいだ。翌日長野単協の理事長や理事の方の手伝いもあり作業を全部やり終えた達成感と風の心地よさ、初日の食事をしながらの交流、長野の方々との自己紹介を兼ねた交流がとても楽しかった。
(埼玉、70代女性)

初めて杜仲茶を見て 木のように大きいことに驚きました。
虫食いやカズラが絡まるのを取り除きながらの収穫、重い束を運ぶ、作業も大変でしたがその後 トラックから降ろしたり 乾燥させて出荷の準備などまだ作業が続くのだな、体もきついけれどこうしていつも丁寧にやって下さってるんだ、とありがたい気持ちになりました。
この暑さ、異常な天候の中、手をかけてくださっていることに本当に頭が下がります。 集まった皆さんとも共に作業し、夜ご飯を一緒に食べて飲み、お風呂でくつろぎ、ふかふかの布団で休むことができてとても楽しかったです。
夢都里路で集まる皆さんは初対面でも優しく、同じような思いで援農に取り組まれているのでいつも心地いいです。
(大阪、50代女性)

杜仲茶の葉を集めるために枝ごと切り取って束にする作業をしました。
杜仲茶の枝の切り方・枝のまとめ方を丁寧に教えてもらい楽しく活動できました。
(埼玉、70代男性)

<受け入れ生産者の声>
夢都里路参加者9名+生活クラブ長野組合員・事務局8名+当社社員4名 大人数で作業ができ良い交流ができました
多くの組合員の皆様と交流ができました。またケガや熱中症になる方もいらっしゃらず、天気にも恵まれとても良い企画となりました。課題としては弊社側の問題ですが100km離れていることもあり、物価上昇で昨年よりも経費が掛かってしまったことです。これは、レンタカーやトラック費、宿泊費・飲食費が高騰している影響もあります。大変不本意ではございますが、来年以降の参加費の値上げも検討して参ります。
今回は夢都里路参加者と地元組合員、生産者の交流という新しい形の援農企画が無事できました。地元組合員からは夢都里路企画はずっと興味はあったが、日程面などでなかなかハードルが高く参加が難しかったが、今回参加ができ念願がかなった。これで楽しさがわかったので仕事を休んででも他の産地へも行ってみたいといったお声も頂戴しました。
毎度、夢都里路企画は新たな出会いと気づきがあって学びがあります。受け入れは大変な面もありますがそれ以上の収穫はあるので今後も継続を検討して参ります。
((株)黒姫和漢薬研究所 狩野森さん)

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