No.434 生産者のコロナ対策のおかげで援農が出来ました 「はちみつ採蜜手伝い7日間(1)~(4)」

(株)スリーエイト(長野県)
2020年 5月21日(木)~5月27日(水)/ 5月27日(水)~6月2日(火)/6月2日(火)~6月8日(月)/6月8日(月)~6月14日(日)

採蜜作業、巣箱の移動、巣箱の整頓、蜂場の設営と整備を行いました。
北アルプスの山々を眺めながらの作業でした。麓はアカシアの花で白くなり甘い香りが漂うようになります。一日の作業が終り、採れた蜂蜜を味わいながら、協働した仲間との語らいの時間も参加者の特権です。今年は朝夕の健康チェック、消毒の徹底など万全の感染症対策が用意されており安心でした。(茨城、70代男性)

今年も養蜂のあれこれを教えていただいた。毎年、このことがとても楽しみです。
綺麗なアカシア・橡・ほうのきなどの花が見られました。
毎年のことですが、飽きずに新緑を見ることが出来ます。何となくカッコーの声が少ない気がしました。
新コロナで採蜜への参加は大変迷ったのは事実ですが、援農は生産者の強い要請もあって始まったとしますなら、採蜜のしんどさを考えると、新コロナとはいえ、他の援農は必要なかったのだろうかと少し気になるところです。(神奈川、60代男性)

今回、新型コロナウイルスの影響で、夢都里路くらぶの他の企画が中止になる中、採蜜企画が細心の注意を払って実行されました。大変有意義な作業に感動しました。場所、採蜜時期、花の種類などしっかりと記録された蜂蜜です。そして私達が援農で採取した蜂蜜が、組合員の方々に届き、食べていただくと思うと、感無量です。私も蜂蜜を食べる時、採取した白馬や安曇野の自然豊かな景色が浮かびます。ヤッケの防護服で厳しい作業ですが、やりがいがあります。機会がありば、是非新しい方に参加していただきたいです。
無事援農ができて良かったです。来年は通常の活動ができるように祈ります。ありがとうございました。(東京、70代男性) 

天候のせいで、今年の前半は蜜の取れる量がとても少なかった。中頃からはどっと採れはじめ、急に忙しくなりました。
ミツバチさんごめんごめん少し蜜をくださいと思いながら、北アルプスのキラキラ光る残雪の峰々をあおぎ見ながらの仕事でした。(埼玉、70代男性) 

遠心分離機を回して蜂蜜を採り、これをいったんバケツに受け、一斗缶に移していく作業。
そのほか、巣箱をアカシア蜜の取れる場所に移動するための、巣箱の積み込みと積み降ろしなど。
以上は昨年も行った作業だったが。今年は、密蓋を除去する(包丁で切る)作業などもおこなわせてもらった。
一斗缶や巣箱は重く、重労働で、蜂に刺されないための面布の装着などに気を遣うが、北アルプスの山や自然に囲まれて行う作業は爽快でした。
蜂の生態なども一層深く教わることができて楽しかった。(兵庫県、70代男性) 

<生産者の声>
コロナ禍の中参加してくれただけでもありがたいうえに経験を活かしめいめいが自分の持ち分を全て発揮して頂きました。これも一重に共通の考え方の下に長年の交流の賜物と思っております。本年はコロナのため新人の参加は出来ませんでしたが来年から多くの参加者を募り更なる経験者を増やしたいとおもっております。
また、コロナ対策として、換気、手洗、うがい、こまめなアルコール消毒(参加者各人にアルコールの配布、施設内各所にアルコール設置)、マスク着用(参加者各人にマスク配布)、検温、人込みは避ける等、できうる限りの対策を取り、また参加者にも協力を要請し、これを実施いたしました。生活クラブ連合会の柔軟な対応に感謝いたします。
((株)スリーエイト 木村さん)

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