No.569 山と水を守る地域の連携を見られた 「水源地「たのめの里」 初秋の森づくり」

生産者名:信州エコプロダクツ(株)・北小野地区振興会・北小野財産区
日付: 2025年10月3日(金)

モミジの苗の植え替え。
産地の方たちの準備がしっかりしていて、それに見合った作業ができなかったと思いますが、たのめの水 信州エコプロダクツの工場が順調に稼働し、組合員に水が安全に供給されていることが確認され、北小野の皆さん、塩尻市、工場の方たち、連合会など多くの方たちに感謝いたします。
時間的にスケジュール通りいかず、作業の時間が少なく、産地の方たちに申し訳ないと思いました。
(長野、60代女性)

モミジの植樹。
数年ぶりにもみじ山を訪れることができて嬉しかったです。以前に植樹した灯台躑躅や石南花が育っていて更に嬉しかったです。
お弁当やパウンドケーキ、クロモジ茶もとても美味しかったです。
終了後に小野神社を訪ねると、辰野さんが来られて神社のことなどをいろいろ話してくださいました。ありがとうございました。
(東京、60代女性)

モミジの若木を植える作業をしました。日程の関係上草刈りはありませんでした。
作業後の意見交換会でエコプロダクツ・地区振興会・北小野財産区の方々との話が水源地保全の話題となり、環境保全の活動を継続しようと意欲が湧きました。
北小野地区の環境保全活動が地域の皆さんの総意のもとに行われているので、小中高校の児童生徒、地域住民、振興会、財産区の全体活動計画書が作れるかなと思いました。
(千葉、70代男性)

信州エコプロダクツ工場見学、 塩尻市北小野もみじ山にてもみじ苗の植樹。
たのめの里の天然水の製造現場を見学でき、安心。水源地のもみじ山に行き、財産区の方々の保全に取り組む姿勢を確認。
財産区の方々との交流はできたが、参加者との交流には,時間が移動の時のみで、もう少しあればと思った。
(長野、70代女性)

予定よりも時間がなくなり、工場見学後にもみじの植樹の作業のみとなり、実質1時間程度の作業でした。 その後、意見交換を行い、参加者の意見などの交流会が行われました。
景観を守るために赤松からもみじに植え替えているという話や、移住を推進している話などは面白かったです。
日帰りツアーなので仕方がないかもしれないが作業という作業がなかったのが残念でした。作業場所の森の説明などがあっても良かったかなと感じました。
(東京、50代男性)

「信州たのめの里・森が育てた天然水」の水源林に、モミジの苗を植えました。
昨年の1泊2日から日帰り企画に変わり、塩尻駅集合10時30分、塩尻駅解散16時20分。
塩尻駅から大分水嶺の善知鳥(うとう)峠を越え、水源林のある北小野地区への移動時間を考えると、かなりタイトなスケジュールでした。

事前に刈払機の使用経験など尋ねられましたが、時間が押して下草刈りはなく、林道整備もありませんでした。北小野地区振興会で用意されていたヘルメットをかぶることもなく、モミジの苗を2本植えただけで終わってしまい、力仕事をしようと勇んで参加した者にとって「アレッ」という感じでした。

もみじ山の散策やクロモジ茶を飲みながらの意見交換会を通じて「たのめの里」の面白さが分かりました。 「たのめ」は「憑」と書くそうです。憑依するなど取り憑くという意味で使われることの多い漢字ですが、頼る、頼みとするという意味があるそうです。
太平洋に注ぐ天竜川水系と、日本海に続く犀川、千曲川、信濃川水系を分ける大分水嶺で、戦略上の要衝であることから、「たのめの里」は南北朝時代から領地をめぐる争いが続き、豊臣秀吉の裁定で二分されたそうです。
その名残で今も塩尻市北小野地区、辰野町小野地区と行政が分かれ、ともに信濃二ノ宮と格式が高く、隣り合って立つ小野神社(北小野地区)と矢彦神社(小野地区飛び地)も行政地域が分かれています。

水源林を守っている北小野地区振興会の皆さんは「御柱祭では喧嘩になるし、昔は石を投げ合っていた」と笑っていました。 ただ、教育はふたつの小野地区がひとつになって、組合立両小野小、組合立両小野中で、子どもたちは同じ教室で学んでいます。行政を超えた組合立の小学校は珍しく全国でも11校、中学校も25校しかないようです。 南北朝時代以来続く約700年の確執が子どもたちを通して薄れていくといいですが、問題は少子化です。1学年20人前後の子どもたちがいましたが、今年は7人になったそうです。「複式学級になってしまいます」と心配していました。
(埼玉、60代男性)

エコプロダクツさん工場見学と、山の手入れのお手伝い。下草刈りをする予定でしたが、時間が押してしまい、植樹のみとなりました。ご準備いただいていたカエデ、モミジの苗木を掘り出し、広場に穴を掘って植え、川で汲んだ水をやりました。
北小野の水がどのようにして製品となり、私たちの手元に届くのかが理解できた。 また、地域の方々が連携して山と水を守っていて、チームワークが素晴らしい自治体だと思った。
北小野、周辺の水の状況についてもう少し詳しい説明があると良かった。時間があれば神社にお参りしたかった。
(東京、50代女性)

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