No.567 広い北海道で生産者の力強さ、苦労を知り、収穫の喜びを感じた 「北海道沼田町で加工用トマトの収穫」
生産者名: 沼田町農業推進課・コーミ(株)
日付:2025年9月1日(月)~9月5日(金)




圃場で赤く実ったトマトを、膝をついたりしゃがんだりしながら収穫。生産者によってはバケツやカゴ、直接コンテナに入れることもあるので、その圃場のやり方に従う。圃場は日陰がなくトマトも重い。立ったり座ったりの繰り返しなので膝の弱い人は注意。
5回目の参加で様子は分かっていたつもりだったが、新たな発見や感動がありました。
北海道の伸びやかな景色とサラッとした暑さ、爽やかな風に心が軽くなりました。今年は大玉で真っ赤なトマトが多く、一箇所でバケツいっぱいになることもあり「お宝発見‼️」と言いながら収穫。作業終了後は温泉に連れて行っていただき疲れがとれました。
沼田町の塩田さんや嶋田さんには大変お世話になりました。質問や何気ないつぶやきにも的確に丁寧に答えてくださり、勉強にもなり新たな発見にも繋がりました。参加者のわがままな要求にも臨機応変に応えて下さいました。感謝です。
生産者の方々との交流も楽しかったです。
収穫の喜びを存分に味わえました。ありがとうございました。
(埼玉、70代女性)
トマト枝から赤く色付いた果実だけをビニール手袋をした手を使って、もぎ取りバケツに入れコンテナまで運搬する。
作業や懇親会を通して、大地に生きる生産者の力強さと苦労を感じました。
天候にも恵まれ、トマトが赤く大きく成長し、収穫作業のやり甲斐を強く感じました。
作業腰掛け、長靴、ゴム手袋を貸していただき、効率的に収穫作業ができました。
地元産の美味しい野菜、魚、肉類等を食べる事ができました。
トマト畑のカエルや赤トンボが収穫作業を歓迎してくれました。
リピーターが多く、関心ある企画について有用な情報を収集できました。
生産者宅の猫とも仲良くなりました。
(神奈川、70代男性)
ジュースやケチャップに利用する加工用トマトの収穫。
また来年も伺いたいと思える素晴らしい企画でしたので、10名位で今後も是非続けて欲しい。生産者の皆様方や町役場で担当された方々の温かさと気遣いに毎日感謝感激でした。
どこの生産者の方も、作業をされていらっしゃる方々も、休憩ではやさしくおもてなしして下さった。作業も楽しくなり、また会いたいと言う気持ちにもなり、作業はきついが頑張れたと思います。
加工用トマトの、生きよう強くなろうとする生命力を見せつけられた。
ケチャップ作りの楽しさと、先生のきりっとした顔からうかがわれる、食品を扱う厳しさとは別に醸し出されるやさしさ。 ある生産者の方の圃場と懇親会での雰囲気の余りの違いに良い意味でびっくりした。
毎日温泉に連れて行って頂けたことに感謝とマッサージ機のありがたさやジェラートの美味しい事。
台風で飛行機の運航に大幅な変更が出ていたが早めに旭川駅に連れて行ってもらえて対応が出来嬉しかった。今まで口にしてこなかったトマトジュースに塩分無添加のトマトジュース(赤)が有る事を知りその美味しさを知った。夜晴れていたのにこちらと同じくらいしか星が見えず残念だったのは町が明るいと言う事かと思った。
(埼玉、60代男性)
加工トマトの収穫。今年は1日作業日程が増え、5件の農家さんに行った。痛み少ない、赤いトマトの収穫。
やっとトマトの種類名が「なつのしゅん」だということがわかった。同じ種類名なのに管理されている状態でずいぶんとトマトの状態が違っていた。
腰が疲れるので、沼田町で座れる発泡スチロールの椅子を用意してくれた。
来年沼田の駅が無くなってしまうので、初めて駅に連れていって下さった。異常気象で暑くなり、さつまいももが収穫できるようになっていた。トマトとお米の収穫が重なり、男性はお米の収穫に。季節は昨年より暑くなっているが、北海道はそれでも秋に向かっていた。
(埼玉、60代女性)
路地栽培のジュース加工用のトマトを摘み取る作業をしました。
いくつかの農家さんの畑を、グループごとに交代して摘み取る活動をしました。たくさんのトマトの収穫ができたので大きな達成感がありました。
豊かな自然環境の中で参加されたメンバーの方々と毎日楽しく活動ができ、次回も参加できたらいいなと思っています。
北海道は遠いのですが、たまには遠いところまで出かけることが刺激になります。
(千葉、70代男性)
加工用トマトの収穫をしました。
トマトは糖度が4.5以上あるとジュースに、4.5未満ならピューレになりケチャップやソースに加工されます。
糖度が高いほど出荷価格は上がるのですが、意外だったのは、トマトの色と糖度は関係していないことでした。表皮も加工の過程で取り除かれるため、部分的な着色不良や多少の裂果、傷など気にせず、熟したものをどんどん収穫しました。
都心が観測史上初めて9月に3日連続の猛暑日になったとニュースになっていましたが、期間中、沼田町の最高気温は25〜26度でした。都心より10度も低く、松山千春の歌通り「果てしない大空と広い大地のその中で亅の作業は、まさに北海道で、最高でした。
ただ、人手不足は大変です。どの農家も家を挙げて収穫作業をし、ママ友も駆け付けていましたが、稲刈りが始まると、男性陣は稲刈りに回るため、「私ひとりで泣きながら採っている亅と話すおかみさんもいました。
農業ビジネス学科があって農業に関心がある学生が多い、隣の深川市の拓殖大北海道短大の閉校が決まり、学生アルバイトの確保も難しくなっているそうです。
町は収穫作業の機械化に取り組んでいました。今は8〜10月に5〜7回収穫していますが、同じ時期に熟する同熟率の高い品種に変えて、一度にコンバインで刈り取ろうというものです。
ただ、どうしても青い実は交じり、収穫率が落ちることから、農家当たりの栽培規模を今の平均3000株から3万株に拡大する必要があるそうです。コンバインも選別の設備を含めると、1800万円かかると話していました。60〜70代の生産者には大変な負担です。
本州に比べれば、ずっと涼しい沼田町ですが、温暖化の影響で、ビート(甜菜)の糖度が上がらなくなってきたとも聞きました。高齢化、担い手不足、農機具の高騰、気候変動と、日本の農業が直面しているさまざまな問題に触れた5日間になりました。
昨年の3泊4日から4泊5日となって、4軒の農家で収穫作業ができました。栽培しているトマトの株数は1400株から5000株までさまざまで、株と株の間の距離も30センチから60センチまでさまざま。それぞれに考え方やこだわりがあって、飲み物やおやつを取りながら話を聞く休憩時間は、とても楽しい時間になりました。
(埼玉、60代男性)
加工用トマトの収穫。
沼田の空は高く広く、吹く風は爽やか、赤とんぼ飛び交う中で真っ赤なトマトをひたすら収穫、休憩時の農家さんとのおしゃべりetc.
全てに「ホッカイドー」を感じる幸せな時間でした。
手作りケチャップ超美味、これからは自分で作ります!
(神奈川、70代男性)