No.559 酪農を取り巻く現状を知り 自分にできることに取り組んでいきたい「みどり豊かな牧草地帯で酪農体験!」

生産者名:JA中春別
日付:2025年6月10日(火)~6月12日(木)

牛舎の清掃、餌やり、搾乳、子牛の世話
早朝から夕方まで、子牛から成牛まで、一連の作業を見学/体験させていただけた点が良かったです。特に除角作業の見学や糞尿の清掃は苦手な方もいると思いますが、個人的にはいい面だけでなくそういった面もしっかり見学/体験させてもらえたことがより深い学びにつながりました。
また、JA中春別の方もみらい牧場の方も本当に良くしてくださり、丁寧に説明くださったり真摯に質問に答えてくださったりしたこと、私たちを温かく迎えて気にかけてくださったこともありがたく、みなさんの人の良さも印象に残りました。機会があればまた行きたいですし、他の方にもぜひ体験してほしいと心から思いました。ひとまずは埼玉でブロック役員として牛乳/牛肉の利用推進活動をがんばります!
(埼玉、20代女性)

機械で給餌された牧草を牛のそばへ寄せる、通路清掃、配合飼料給与、搾乳、除糞。
子牛への哺乳、哺乳後、配合飼料を手から給与、水・部屋の敷草交換。
酪農はどのような作業をされているのか、実際に見て教わりながら体験できたことがとても良かったです。常に清潔な環境を保ち、新鮮な水、よい牧草、飼料を与え、牛たちの状態に気を配り、大切に育てられていることが印象的でした。また、牛の排泄物を発電に使用するなど循環する仕組みがあることを初めて知りました。子牛の除角の見学、子牛に手を吸われたり、牛たちと触れ合ったりなど貴重な経験となりました。
酪農を取り巻く現状や1杯でも多く牛乳を飲んでほしいという思いを伺い、今回の体験を人に伝えたり、牛乳のPRといった自分にできることに取り組んでいけたらと感じました。
宿泊施設は新しく、共有のキッチンや談話室があり、お風呂・トイレ・テレビ・寝具完備の個室でとても快適に過ごすことができました。
(長野、40代女性)

大人の牛たちへご飯をあげる作業、そのための掃除。子牛のミルクの準備、飲み水、ご飯準備、寝床清掃、除角見学。機械での搾乳作業一連、徐糞作業。
 
私たちにとって、とても身近な牛乳ですが、実際にどんな風に牛たちからいただけているのかを知ることができ良かったです。質問したことに丁寧に答えてくださいました。産地の方々に感謝しています。
搾乳の時間がメインかと想像していましたが、牛舎を清掃したり、器具を綺麗にしたり、水やりのバケツなどを綺麗に保つ為の時間の方が多いのかな、と感じ、それは驚きでした。
 
私たちが普段いただいている牛肉はほぼ乳牛の雄だということを知りませんでした。それにまつわるいろいろなこと、例えば雌が九割産まれる精液が開発されていたり、和牛についての飼育がどのようなものなのか、ということなどを知ることができたのも有り難かったです。
宿泊場所も快適でしたし、申し分ないです。
(山梨、40代女性)

<受け入れ生産者の声>
作業を進めるうえで、丁度良い人数であった。日程については繁忙期前の開催にしていたので良かった。
哺乳・育成・搾乳に係る飼養管理を体験した事で、消費材(べつかいバター)の生産過程について、自然と生き物相手の大変さを学べたかと思います。
消費材(北海道産牛肉とべつかいバター)の関わりを理解することで「食」と「生産現場」の重要性を発信していただけるような企画内容を考案していきたいと思います。
(JA中春別 天野拓弥さん)

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