25131:「共生米田の草取り」と「緑を守る運動」
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「共生米田の草取り」と「緑を守る運動」
化学合成農薬・化学肥料を使用しない栽培への挑戦
遊佐町の水と緑を守る運動を知ろう
◆2025年6月16日(月)~6月18日(水)
◆JA庄内みどり 遊佐町共同開発米部会(山形県)
- 企画とする作物は産地にとってどんな位置づけの作物ですか?
-
無農薬栽培米の取り組みは、生産者にとっては除草作業に大変な労力がかかり、減収の恐れもあるチャレンジです。
また、農薬の不使用は環境に負荷を与えない点で、地域の自然環境を守る取り組みでもあります。
ただ、二日間フルの作業は過酷なため、遊佐町の自然環境を守る取り組みとしての石鹸づくりも体験してほしいです。
JA庄内みどり遊佐女性部では1974年、生活クラブ生協との交流会をきっかけに合成洗剤の危険性を学び、以来、自分達の体や自然環境、農林水産業への負荷を減らそうと、石鹸使用運動を展開しています。 - その生産現場はどんな状況ですか?
-
無農薬栽培の一番の課題は雑草対策です。通常除草する機械を使用しますが、取りきれない雑草は田んぼに入って人力で取り除くしかありません。
共存の森活動は岩石採取跡地の、森林再生を中心とした森づくり活動を行っています。
石鹸使用運動は自分達の使用のみならず、遊佐町内のAコープ店舗、遊佐町施設、JA合併後はJA庄内みどり管内にも使用運動の輪を広げています。また、1993年に石鹸づくりのミニプラントを導入し、石鹸研究会を発足。遊佐町施設から廃食用油を回収し、リサイクル石鹸づくりを開始し、販売。ただ、運動が長期化し、当初の考え方が薄れてきています。 - その状況をどうしたいですか?
-
雑草が繁茂すると収量に影響が出ます。また、病害虫の発生を助長します。除草作業の徹底で、これらの課題を解決します。
また、石鹸使用運動では、一見では合成洗剤と判断できない商品が市場に溢れ、TVCMが流れる中、次世代への運動展開が課題となっています。 - 夢都里路くらぶの企画を実施することで何につなげたいですか
-
購入する消費材が、どのような環境で作られているのかを、援農を通して知るきっかけに。また、遊佐町の自然や農業に触れる機会であり、生産地としてだけでなく、生産参画を進めるために、生活クラブ生協、JA庄内みどり、遊佐町が共同宣言で掲げている町づくり部会の「移住、定住」先として、第二の故郷づくりにつながっていけばと思います。
大まかな日程
15:50 集合
遊佐町内の施設等を視察
17:00 宿泊施設へ
オリエンテーション
自由時間
08:00 送迎
08:30 作業開始
12:00 昼食休憩
13:00 作業開始
17:00 作業終了
送迎 宿泊施設へ
18:30 生産者と交流会
08:00 送迎
08:30 作業開始
12:00 昼食休憩
13:00 作業開始
16:00 作業終了
送迎 解散
概要
生産者 | JA庄内みどり 遊佐町共同開発米部会(山形県) |
日程 | 2025年6月16日(月)~6月18日(水) |
日数 | 2泊 |
募集人数 | 6人 |
宿泊場所 | しらい自然館 |
参加条件 | なし |
必要滞在費用 | なし |
作業内容 | 除草作業(ぬかるんだ田んぼに入り、手で雑草を取り除きます) 共存の森の枝打ち、石鹸プラントでの製造作業 雨天時:草取り作業は、小雨の場合は雨具を着用して作業を行います。大雨等、受入農家の判断で、 作業内容の変更のある場合を了承下さい。石鹸作り作業は屋内になります。 |
作業レベル ★体験 ★★中くらい ★★★しっかり労働 | ★★ 共存の森作業、石けんづくり ★★★ 草取り |
持ち物 | 作業着一式(汚れてもよい服装)、作業用手袋(腕までのゴム手袋)、雨具、帽子、タオル、着替え、洗面用具 ※長靴は産地で準備します。 |
利用する傷害保険 | 産地でまとめて加入手続き |
集合および 解散場所と時間 | 集合 6月16日(月)15:50 場所 羽越本線 JR遊佐駅 待合室 解散 6月18日(水)17:00 場所 羽越本線 JR遊佐駅 |
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