取材記No.004
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「さんぶ夢都里路農業塾」 始まりました。(2010.4.3)
千葉県山武市でこの春から始まった農業塾
4人の入塾生を迎えて、4月3日に開校式が行われました。
塾生は、「今は資金をためるために働いています。将来農業に関わりたい」という20代の女性。
「西日本ファーマーズユニオン四国の短期研修にも参加し、農業を学びたい」30代の女性。
「実家の畑を荒らさないために作物の作り方をきちんと教わりたい」というご夫婦の4名です。
塾長の下山さん、受け入れ農家の山本さんからは、
「初めての試みでもあり、農業に関わりたいという思いを大事にしてがんばって欲しい」
「経営としての農業を含め覚悟して臨んでほしい。実践あるのみです」山武市有機農業推進協議会の雲地会長からは、「農家は人を入れるのが苦手。お互い遠慮しないでできるとよい。種まきと収穫だけでなく、大変なところも見て、ゆくゆくは生産者になってくれたら、と思います」というエールが送られました。
その後は、二手に分かれ、受け入れ生産者の畑で作業開始です。下山さんの畑では人参の圃場の前作として草取りとマリーゴールドの種まき。
山本さんのハウスでは、トウガラシの小さな苗をポットに入れる作業。
これから半年続く農業塾の初めの一日が元気に始まりました。