No.354 ぷちぷちっという音が心地いい!「ジャム用いちごの収穫とヘタ取り」

日本果実工業㈱(山口県) 2018年5月23日(水)~ 5月25日(金)

生活クラブ消費材のジャムやゼリーの製造現場の見学、ジャムの原材料のいちごの収穫と選定をしました。また、いちごのへた取り作業の後、みかんジュースの工場見学をしました。
工場と農場の両方を見ることができて良かったです。(大阪、30代女性)

イチゴ生産者の畑で赤く色づいたイチゴの収穫作業をおこないました。13時過ぎには集荷にくるとのことで朝7時半からの作業でした。朝露に濡れた畑の畝をイス用の台車ですすみ摘んでいきました。ぷちぷちっという音が心地よく、楽しい作業でした。半日では物足りず、次の日もやってみたかったです。
翌日は工場内でのイチゴのヘタ取り作業の体験。見よう見まねでやるもののなかなかうまくできませんでした。
日本果実工業の消費材はいろいろ利用していて、いくつもお気に入りがあります。今回参加したことによって丁寧な作り方をされていることを実感しました。ゼリー・ジャムetc.それぞれの製造現場を細かく見学させてもらえたことも良かったです。
イチゴ収穫のお手伝いも生産者の人がらにもふれることができたことはとても印象に残りました。(大阪、60代女性)

作業現場を見たり、実際の作業を体験することにより、消費材の生産過程における「労力」を体感できて良かったです。
初日のオリエンテーションで『いちごジャムもみかんジュースも、加工原料の生産農家が年々減少し、企画回数も容量も低減化せざるを得ない現状』と日本果実工業の方から説明されて「利用結集より就農者送り込み(自ら就農できないなら)」が大命題と思いました。
日本果実工業の工場では、安全な製品を作るため 神経を張りつめての立ち作業を続ける「しんどさ」に頭が下がる思いでした。(東京、60代男性)

≪受け入れ生産者の声≫
苺の収穫の大変さ、一年間を通して手がかかる作物であることが農家の方からお話いただき、生産者の減少が進んでいる事を組合員の方々も重く受け止めていただけたようで良かったです。
ヘタ取り作業を毎年工場近辺の女性の方を雇い行っているのですが、昨今の人材不足と高齢化が原因で人手が不足しているので、手伝っていただけたので助かりました。
工程見学に関しては度重なる目視による検査等、製造にも手間がかかっていることを、組合員の方々が理解していただけたのでよかったです。

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