No.355 合鴨と苗の成長を合わせることが秘訣!「合鴨農法有機米のネット張り」
JA加美よつば(宮城県) 2018年5月25日(金)~ 5月27日(日)
5月下旬の加美よつばでは合鴨ネット張りだけでなく田植えや田植えの後片付けなどの作業が重なります。今回は2班に分かれての作業になりました。初日は育苗ハウスのビニールはがしと育苗箱を敷いていたシートをはがし河原で洗い乾かす作業と合鴨ネット張り、二日目は別の農家さんで田植えのお手伝いをしました。
お忙しい時期で体験程度しかお役に立てなかったのですが、どの作業も初めてで農家の沢山の日々の仕事を経験できたことがよかったです。自然豊かなおりざの森の宿泊、個性豊かな参加者のみなさんが印象的でした。 (兵庫、60代女性)
ネット張り援農への参加は二回目ですが、今回思いがけず貴重な体験が出来ました。ハウスの片付けではビニール外しと地面に敷いてある寒冷紗を河原で洗濯。田植えの手伝いもハウス内の苗を軽トラックに積み田んぼに運び、田植え機にセットし補充を手伝い、田んぼの隅のゴミを取り除いたりと、田植えに関わる一連の作業のほんの一部だと思いますが、その流れ知ることが出来ました。どれも力がいる作業ですが、生産者の方々の丁寧な指導や気遣い、お米に対する熱意やお話を伺うこともでき、田んぼを渡る爽やかな風を感じながらもっと何かお手伝いしたいと思いました。
おりざの森の料理は相変わらず美味しく、今回女性5人の参加でしたが皆さんとても前向きで知識も豊富な方々で、楽しく過ごせました。これも援農の醍醐味ですね。 (埼玉、60代女性)
合鴨農法という言葉は知っていましたが、どのようなものかは知らなかったので、今回実際に農家の方から話を聞き、実際の作業をしたのでよく理解できました。ネット張りも、テグス張りも慣れないうちはかなり苦労をしました。これらの作業は全部手作業でやる必要があるので、有機農法は手がかかることを実感しました。
また、合鴨の成長と苗の成長を合わせることが成功の秘訣と聞き、その難しさをさらに実感しました。合鴨はまだ小さく、田ではなく農家の庭先で飼育していたのですが、とても愛らしかったです。(東京、60代女性)
天気が良く暑かったのですが、風が気持良かったです。10時と3時の休憩では農家の人たちと交流でき、宿泊先の夕食時にも色々お話しすることができました。農業経営の大変さを含め、様々な工夫をこらし、減農薬でおいしい作物をつくられる努力の一端を伺う事ができ、勉強になりました。
二日目の森の中のレストランでの昼食、最終日は温泉。加美地区の豊かな自然と人々の営みに触れて、魅せられました。 (東京、70代男性)