No.368 来年の出来に思いを馳せて!「水俣の初秋、きばるの仕上げ」

生産者グループきばる(熊本県) 2018年9月3日(月)~9月8日(土)

甘夏の木の摘果と枯れ枝切り、他の生産会員の圃場の見回りをおこないました。(神奈川、60代男性)

甘夏ミカン摘果(病気や成長の悪い実を摘み取り、強い実を残す。専用はさみを使用)、果実成長に関係ない若枝や枯枝を摘み取る(専用はさみ使用)作業をおこないました。
生産者の方からのお話では、今年の甘夏ミカンは豊作見込みとのことでした。
作業は天候に恵まれ順調に進んみました。作業計画も適切で、怪我もせず楽しく援農することができました。
雨の日に水俣病資料館へ案内してもらいました。また農作業や懇親会を通して、生産者の現状や悩みを知ることができました。
地元産の美味しい果物や野菜料理及び魚料理を多く食べることができました。(神奈川、60代男性)

作業は甘夏の摘果、古枝切り、病気に冒された新芽除去などをしました。猛暑のため、生産者の方のご配慮で、休みながらの作業でした。
今回は、離島である御所之浦の生産者と交流し、甘夏生育状況の調査研究に同行しました。いかに皆さんが、高齢化の中でイノシシと戦いながら、生活クラブへの安定供給に、お力を尽くしていらっしゃるかが分かり、それに応えられるよう、甘夏の利用を高める工夫を考えたいと思いました。また、今回は特に、水俣の地の歴史を学ぶ良いきっかけになりました。(東京、60代女性)

1日目と2日目で園地作業、3日目は御所浦に渡船し、御所浦の農家の園地査察に同行しました。
作業自体は酷暑の中ということで軽作業・短時間のものでした。ただ、樹木の高い所にある実や枝を見上げながらの作業が続くので、適当に低い部分の作業を交互に組み合わせるなどの工夫も必要と教えられました。
査察では、きばる独自の基準を用意し 農家同士が状況観察し意見を交わす努力を垣間見ることができ貴重な経験となりました。「欠品はどうしても避けたい」との生産者としての強い一念が伝わり”利用結集”で応えねば、と思いを新たにしました。(東京、60代女性)

≪受け入れ生産者の声≫
摘果、枯れ枝落としの作業や圃場の見廻りに同行していただきました。
ここ3年、夏の暑さがかなり上昇しています。今後は作業時間帯を見直していくことが必要と感じました。

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