No.517 刈り取り・茶こぎは全て手作業 上品な甘さの甘茶の価値を知った「ノンカロリーで甘い!甘茶の茶こぎ援農」

生産者名:㈱黒姫和漢薬研究所
日付:2024年8月20日(火)~8月21日(水)

①甘茶の刈り取り・・・鎌もしくはハサミを使って枝を刈り取る。適当な長さに切った紐をブルーシートの上に置き、その上に刈り取った枝を同じ向きに積み重ねていく。ある程度たまったら紐で縛り束にして向きを揃えて荷台に乗せる。
②葉こぎ・・・刈り取った甘茶の束は枝の先端側を手前に置き、根本側に向かって指を滑らせて葉を取る。取った葉はネットに入れて計量し、枝は挿し木に使用するので向きを揃えて長さ別にまとめて紐で縛る。
③工場見学・・・葉物焙煎、実物焙煎、充填個装、セラピールーム、検品の工程を見学。
④お茶作りワークショップ・・・15種類のブレンドティーから好みの2種類を選んで作る。
➄ショップ見学
「甘茶」とはどんなお茶なのか知りたくて参加しました。見た目は紫陽花、味はお茶とは思えない優しい甘さでとても美味しかったです。花祭りで使われたり江戸時代は防腐剤や虫よけとして、醤油作りにも利用されていたそうですが、現在は生産者が激減し収穫量も少なくとても貴重なお茶だということが分かりました。刈り取りと葉こぎは機械化できず、すべて手作業なので、非常に手間が掛かかることを今回の作業を通じて実感し、高齢になって辞めてしまうということも理解できました。ただ多くの効能があり利用価値も高く、見た目からは想像もできない上品な味の甘茶がなくなってしまうのはもったいないので、なんとか生産を続けてもらいたいと思いました。
お茶が好きで楽しみにしていたワークショップは時間の都合上資料の配布のみになってしまいましたが、ブレンドティー作りができて良かったです。いただいた資料を読みながら自作のブレンドティーやお土産で持ち帰った野草茶をじっくり楽しみたいと思います。ますますお茶が好きになりました。
差し入れでいただいた甘いトウモロコシと真赤な完熟トマトがとても美味しかったです。
朝食も手作りで用意していただいてとても美味しかったです。朝早くから準備していただいて本当にありがとうございました。
刈り取りと葉こぎに思いのほか時間がかかってしまい、刈り取った分の葉こぎが最後までできなかったのが心残りです。鎌でサクサク刈ることができずハサミを使ったのがロスタイムだったかなと思います。
(兵庫、40代女性)

甘茶の葉の刈り入れ。
実際に甘茶が植わっている畑を見られた事が良かった。
作業、学習、見学とスケジュール満載で嬉しいのですが、1泊2日では押せ押せでちょっと残念でした。
(埼玉、60代女性)

甘茶を鎌を使って収穫した。
翌日、収穫した枝から葉を取り、ネットに詰めていく作業をしました。
甘茶は最初は苦く、葉を揉んで発酵させることで甘くなることを知りました。
(兵庫、70代男性)

甘茶の圃場でカマで茎ごとざくざくと切り取り、作業場で手で葉を全てこそげ取ります。
社長の狩野さんのお話が大変解りやすく、興味深かったです。黒姫のお茶は色々購入しているのですが、造り方を知ることでさらに味わいが深まるような気がしました。
(東京、70代女性)

1日目は2班に分かれて甘茶の圃場に行き、木を鎌で根本から刈り取る作業。2日目は手作業で甘茶の枝から葉を取り、ネットに入れ、枝は束ねた。時間が足りなく、葉こぎ(洗い・揉捻・発酵)の作業を全て最後までできなかった。
1日目の収穫作業は天候に恵まれ、森の中で涼しく気持ち良かった。朝食、休憩の時に用意していただいた、お茶、とうもろこし、おにぎりが美味しかった。甘茶が出来る工程が分かった。また、高齢化で後継者が減り、黒姫の甘茶が風前の灯火である現実を知った。朝礼参加、工場見学、ワークショップ、ショップ見学と盛りだくさんだった。
(埼玉、50代女性)

まず畑で鎌を使い収穫作業をし、屋内の作業場で茎から葉をはずしてそれを袋詰めまでしました。鎌を使ったことがなかったのですが教えていただいて作業することができました。
(埼玉、70代女性)

甘茶の刈取り、葉こぎ、工場見学、オリジナルティー作りをした。
刈取りはとても重労働であることが身をもって体験できたこと、農業を守ろうとしている想いが伝わってきたことが良かった。
(千葉、40代女性)

黒姫山草茶の原材料の一部に使われる甘茶の収穫、収穫した甘茶の葉こぎ作業を行いました。甘茶は紫陽花と同じ種族なので、花はアジサイそのものです。

1日目。甘茶の木の根元からかまを使いカットしていきます。しかし、かまが上手く使えずハサミで枝を切りながら作業をすすめました。作業時間は2時間程度です。生産者を含め、5人で軽トラックいっぱいになる量を刈り取りました。
2日目の作業は甘茶の枝から葉を全て取り除く作業です。葉こぎ(1枝ごとについている葉を全て取る)作業はかなりの量(収穫)があったため、予定時間には終わりませんでした。
葉っぱは葉っぱだけまとめる。枝は枝でまとめる。枝は挿し木にして育った甘茶の苗を植える作業を行うそうです。苗を植えて3年後に花が咲き、秋に収穫できるようです。作業はあまり難しいことはありません。
消費材の原材料の収穫に参加できて良かったです。

黒姫高原で作業ができたことが良かった。休憩時間にとうもろこしをいただきました。とても甘くて美味しかった。研究所の朝のミーティングに参加できたことは良かったです。
2日目、葉こぎ作業の後、オリジナルのお茶づくり、工場見学、ショップでの買い物と工程が詰まっていて、前日に収穫した甘茶の葉こぎ作業が残ってしまったことは残念でした。
(神奈川、60代女性)

<受け入れ生産者の声>
初めてでしたが昨年の反省を活かし良い形でできました。
もう少し人数を増やしての受け入れも検討していきたいです。
9月にも杜仲葉採取の企画があるのでしっかり企画して参ります。
((株)黒姫和漢薬研究所 狩野森さん)

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