No.376 干し柿の工程と収穫のポイントがわかった!「庄内柿の収穫」

JA庄内みどり遊佐支店(山形県))  2018年10月29日(月)~10月31日(水)/2018年11月5日(月)~11月7日(水)

脚立に乗って収穫作業
干し柿選果作業

干し柿作り手伝いと、雨の中脚立を使って柿収穫をしました。干し柿作りの全工程を見る事ができ、収穫の時に気をつける事の重要性が分かりました。雨が激しく降ったり止んだりだったので、後半作業出来なかったのが残念でした。(東京、30代女性) 

午前中は干し柿の加工所で柿の皮むき作業をした。機械で皮をむいて、まだ部分的に皮が残っているところを包丁でむき、トレーに並べて乾燥機にいれます。
午後は圃場に出て立ったまま、又はしゃがみ込んでハサミで一つ一つ柿の実を取り、肩から下げたカゴに入れてゆきます。カゴが一杯になるとコンテナに移します。今回は大雨だったので作業がいろいろ変更になりましたが行った先のその時々の指示に従うのが良いのではと思います。JAの方々、生産者(松本さん)のご家族の方達、いっしょに働いた皆様、本当に親切にしていただいて感謝しています。(東京、60代女性)

1993年の冷害による米不足の時、遊佐の方は、生活クラブの組合員には、優先的に米を供給していただいたことを今もしっかり記憶し、感謝していることを伝えたかった。また遊佐の生産者は1970年代から、農業用水に合成洗剤の排水が混入したら、稲の育ちや米食に影響を与えるとせっけん運動を実施したり、循環農法に取り組まれていて、意識の高さに私こそ教えられ、生活クラブ運動に参加し続ける原点であることを、今回の出会いと交流で絆を強めたいと思い参加しました。
庄内柿の生産者、松本揮一さんと、JA庄内みどりの方は、何かと夢都里路くらぶ参加者に気遣って下さった。初日、集合すると、「行きたいところにご案内します」とのことで、参加者の1人が、「鳥海山の夕暮れスポットを見たい!」と言ったことで、夕刻になっていたにも拘らず、鳥海山に向った。結局、入山規制で進入禁止時間になってしまい、途中で引き返した。
参加期間中、天候が不安定で、突然の大雨、雹に見舞われ、収穫に従事していた参加者は、生産者の指示が出て、途中とりやめた。
2日の夜は生産者、JA庄内みどりの職員、遊佐町役場の職員がご一緒しての懇親会まで開いてくださり、生活クラブとの関係を大切にされていることがしみじみ伝わりました。
参加したことで、生産者と庄内柿の生産地の理解が深まりました。
人手不足が深刻です。組合員は、「安全、安心!」と消費材のできばえと味にややもすると関心を偏って持ってしまいがちです。生産地や生産者、生産に従事する方々に思いを寄せることも、大事なことと、思いました。多くの生活クラブ組合員仲間に、庄内柿の現場の事を、生産者の思いを伝えねば、と思いました。(長野、60代女性) 

庄内柿を丁寧に木からハサミを使って取る作業をしました。2回目の企画は天気にも恵まれ、柿の色の選別をしないで、木から全て取る事ができたので、気持ち良く収穫できました。(兵庫、50代女性) 

柿の収穫作業:柿の木から直接柿をもぎ取る作業と、柿の選別:収穫した柿を大小に選別する作業。並びに倉庫への搬送作業をしました。大変に天気に恵まれ存分に作業できたこと、遊佐の生産者、農協、自治体の関連者の方々の手厚い配慮,おもてなし等々暖かな雰囲気で3日間過ごせたこと、遊佐の豊かな自然を満喫できたこと等で、充実した援農ができました。(神奈川、70代男性) 

<生産者の声>
園地で、収穫期を迎えた柿を脚立に上り、鋏を使って収穫。柿同士で傷つかないようヘタを短く切って籠に入れ、軽トラックのコンテナに運搬。作業場では、機械を使用して選果。脱澁作業へ。雨天時は機械を使用し、干し柿用の皮むき作業等を行いました。1回目の企画については荒天で、作業場中心の内容になりましたが、2回とも、経験者が多く、スムーズに運びました。

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