No.389 交流を深め、食に対して意見を交換!「有機栽培米の種まき」

JA加美よつば(宮城県)   2019年4月5日(金)~4月7日(日)

種をまいた苗床を運ぶ

種を撒いたトレーを一輪車で運び、ビニールハウスの中に並べました。思っていたよりトレーが重たく、あまり枚数を運べなかったのが残念でした。
ビニールハウスの中の草取りをし、地面をならしてきれいにしました。
遠くに雪をかぶった山を眺め、田んぼの脇に咲いている小さな花をを見て、豊かな自然の中で作業できることがとても嬉しく思えました。
休憩時間に出していただいた手作りの漬物やお餅がとてもおいしかったです。
加美町での援農は5回目ですが、いつもどの生産者さんにもとても親切にしていただき、来るたびにまた来よう!と思います。(神奈川、50代女性) 

作業日程が一日増えたことで生産者の方々と今まで以上に交流を深めることができました。3年続けて参加しているので顔見知りの方が何人もいて、昔ながらの親戚中で助け合って作業していく光景のようでそこに加えて頂いて嬉しく思います。風が強く雨が降って寒かったり、ハウスの中は暑くて汗が出たりと調節が大変ですが、種まきが米作りで一番人手が必要なことや自然栽培や有機栽培、農家の想いなどの貴重なお話を伺い、消費者としての役割を考えさせられました。寒さでふるえながら見た夜空の星の多さ、ぐるりと見渡す奥羽山脈や栗駒岳の美しさに感動でした。(埼玉、60代女性) 

≪生産者の声≫
毎回「もっと働きたい」という意見が多い中、今年度も初日は午後からの作業スケジュールになりました。参加者の方からは最終日に、スケジュール通りではあるものの、途中で作業を中断するのは申し訳ない気持ちがありましたが、「作業を通じて生産者の方と話しができて大変良かった」と話していました。
 今回の企画では有機米の種まき作業を行いましたが、定員6人に対して2人の参加となり、一部内容を変更しながら農作業に励んでもらいました。宿泊先の農家民宿では多くの自然と触れ合い、地元野菜をふんだんに使った料理等は会員さんからはとても好評ですので今後も継続していきたいと考えています。
今回の参加者からは「毎年、参加するのが楽しみ」という言葉を頂き大変嬉しく、援農では生産者と消費者が共に農作業を通して交流を深め、食に対して意見を交換し消費者ニーズを把握することができます。今後も消費者と農家を繋ぐ援農企画を継続しながら有機米生産に貢献できるように取り組んでいきたいと思います。

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