No.511 自然を守る取り組みを町やJA、住民が一緒に行っている「とことん共生米田の草取りと石けんづくり作業」

生産者名:JA庄内みどり遊佐支店(山形県)
日付:2024年6月17日(月)~6月19日(水)

共生田に入り、イヌビエやコナギを手で抜き取り、長靴で泥の中に埋め込む作業。
長靴での移動が難しいので一歩ずつの移動が大変ですが、充実感があります。
二日目に共存の森の散策ができたことが大変良かったです。
遊佐の湧水を守る条例の話を聞くことができたこと、そして遊佐町共存の森運営協議会の会長から、取り組み状況を教えていただき、遊佐町民の鳥海山や周辺自然との共生・共存していく意識を知ることができたことも大変良かったです。
(千葉、70代男性)

鳥海山の麓にある山形県遊佐町で、無農薬で栽培されている遊YOU米の水田の田の草取りをします。翌日は町内で回収された食用油を再利用した石けん作りをしました。
区画整理された水田は大きく、200メートル✕60メートルもあります。腰を曲げ、田に足を取られながら延々と続く作業はきつく、1日の手伝いを終えたとき、足も腰も悲鳴を上げていました。その分、ビールのうまさは格別です。
あの作業を毎日行う過酷さ。無農薬栽培の大変さがよく分かります。
(埼玉、60代男性)

無農薬水田の雑草取りと、石けん作りの手伝いを行った。
雑草取りは予想より重労働だったが、作業内容は明確でそれなりに役に立ったと思う。
石けんづくりは職場の感じが良かった。
(千葉、70代男性)

田んぼの草取りは午前、午後2時間半ほど田んぼの中に入り稲間の雑草を取る。ずっと中腰で泥で足を取られるのでバランスが必要。
共存の森は岩石採取場を森に変える活動。森の中を歩きながら自然を守る取り組みのお話を伺った。
せっけんプラントでは固まったせっけんを砕く作業と容器に詰める作業。ここでも自然を守る取り組みの話を聞くことができた。
全てにおいて自然を守る取り組みを町やJA、住民が一緒に行っていることが良かった。田んぼの草取り作業を、黙々と組合員のためにやってくださる姿に感謝です。鳥海山の雄大さと整備された田んぼの素晴らしさに感動です。
(埼玉、70代女性)

一列の稲をまたぎ、その両側の雑草を取った。外から見るとほとんど雑草がはえていないようだったが、稲の周りは結構雑草が残っていた。それを両手で挟むように水の中で動かし取った。取った草は、水に腕を突き刺すようにして埋めた。稲は元気に育っていて、楽しみです。
また合成洗剤が人体や環境に悪い影響が出るということで、何十年も前から洗濯せっけんを作って利用していると知りびっくりしました。
(埼玉、80代男性)

<受け入れ生産者の声>
 6/17~19 6名が参加 作業日程的には、草取り適期の為、生産者からは好評でした。
無農薬田の草取りは、大変な作業になるので今後も継続していきたい。最終日の時間配分が難しく検討が必要と感じました。
作業をするだけでなく、知ってもらう事の大切さも必要だと思いました。今後も継続していければと思います。
(JA庄内みどり 佐藤秀樹さん)

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