No.397 米ぬかの力が、すごい!「沃土会農業塾19春(3)」

(有)沃土会(埼玉県) 2019年6月9日(日)

玉ねぎの収穫作業
葉物

ミニトマト、中型トマト、小鈴トマト収穫と説明、玉ねぎ収穫、二十日大根間引き、バジル
ナス、ピーマン、ナスの3本仕立て
トマトに甘みを乗せるために水を切らすものとばかり思っていたのに、十分な潅水の上で、美味しい実にこだわり、作り続けていることが衝撃でした。(東京、50代女性)

ミニトマト、ナスの剪定の仕方が少し分かった。
作りづらいものが、おいしい。品種改良されているのが、作りやすいが、味は落ちる(埼玉、60代女性)

同品種のトマトでも環境が異なると味も異なる。(これまでは品種がことなっているのかと思っていました) (東京、60代男性)

トマトは電気がないと、作れない。堆肥は3か月前に混ぜ込んでおく。トマトの葉で上向きに巻いているのは、水不足。下向きに巻いているのは水過多、ということを学びました。 肥料のいろいろが分かりました。玉ねぎの収穫が楽しかった。もっとやりたかった。(東京、40代女性)

トマトは上から赤くなる。
玉ねぎは葉がくったり倒れたら、収穫の合図です。玉ねぎのマルチングシート。当初は5cm幅、成長するにつれ、玉ねぎが押し広げる。スポッと抜けます。
なすを3本仕立てにします。下葉を取り、主幹から3本。下向きの葉を落とします。ナスの茎は実と同じく濃紫です。
トマトー受粉のハチを売っている。(2か月)
ミニトマトは上に伸びていくので、倒しながら、下葉をとりながら成長させる。芽かきを行う。収穫終わりの1か月前くらいに生長点を止める(摘芯)と最後まで充実した収穫が可能。
葉菜は前回、間引きを控えたら、大変なことになっています。今回はしっかりと間引きます。
米ぬかがすごい!
雑菌抑制としても、肥料としても、注目されることもあるが、廃棄される素材であることも、使ってみたくなる理由。
有機というと、手間がかかるイメージは、ただの思い込みでした。温度、湿度、CO2濃度等機械に任せられる部分は手放して、作物のためになることに注力、という方法もちゃんとある。(東京、40代女性)

<生産者の声>
心配していた雨も降らず、第3人回夢都里路農業塾が開催されました。
今回まずミニトマトのハウスに行き、ミニトマトの作り方の説明や、肥料、水分の説明など皆さん真剣に聞いていました。そのあとにミニトマトの収穫をしました。
実割れしているものは、その場で食べたりもしました。
次に玉ねぎの収穫です。少し雨が降ってきて粘土質の土で足元が悪かったにもかかわらず、皆さん楽しそうに収穫しました。大きく生長していて取り甲斐があったかなと思います。
最後は自分たちの畑へいき、前回できなかった間引きや、なすの芽かきなどをしました。自分たちで種まきしたところは、わさわさになっていたり、きれいに生えていたりと皆さんの性格が垣間見えました。
葉物は虫食いなどがあったりと、次までもつかわからない、、、ということで、皆さん間引いた野菜を持ち帰りました。
次も農業塾も、ナスやピーマン、自分たちが種を撒いたところがどのように生長しているのか楽しみです。
(沃土会 山中さん)

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