No.399 農作業で味わえる自然の醍醐味を実感!「合鴨農法有機米のネット張り」

JA加美よつば(宮城県) 2019年5月24日(金)~5月26日(日)

合鴨のひな
ネット張りの作業

産地の役に立ちたいと思い参加しました。合鴨を放す田んぼの周囲に、害獣の侵入を防ぐネットを張り、またその上にカラス除けのテグスを張る作業です。
1日目は あらかじめ田んぼの周囲に立てられたポール(支柱)に、パッカー(留め具)を用いて ネットを固定する作業。2日目は こちら側のポールから 田んぼの反対側のポールへとテグスを渡すように張り、カラス除けとする作業でした。
天候に恵まれたのは幸いでした。が5月としては記録的な30度超の炎天が続く中、時折吹く涼しい風が 感動する程ありがたく、これは農作業をしなければ味わえない自然の醍醐味なんだな、と実感しました。「援農」とはこういうものか、と(私にとっては)その重労働に驚きました。(東京、60代女性) 

集合駅から現地に行くまでに周囲は一面水田ですが、その中で合鴨農法にこだわっているのは非常に少数の生産者だと思いました。美味しくて安心安全にこだわっている姿勢に改めて認識致しました。若い人たちの米離れをどうするのかはお米の総合的な栄養価、価格面での浸透が大事だと感じました。生産、消費の連携の大事さを痛感しましたのは良かったと感じております。
今回は5月にもかかわらず連日30度を変える気温で一昨年に比して作業はきつかったといえます。生産地の温暖化が続くのかわわかりませんが、今後の課題の一つかもしれないと感じました。(千葉、70代男性) 

<生産者の声>
今回は6名の会員が参加し、実施期間は晴天が続き、気温が高く体調を崩す方を心配しましたが問題なく作業をスムーズに取り組んでいました。3日間2班に分かれて作業し、有機米のあいがもネット張りやテグス張りを行い、受入れ農家と交流を深めながら有機栽培や作業のポイントなどを学んでいました。最終日には澁谷さんの圃場では合鴨を離す瞬間を立ち会えた会員もいました。
皆さん、関心・やる気が非常に高く、大変助かりました。(JA加美よつば 児玉さん) 

  • URLをコピーしました!
目次