No.402 牛乳と食肉の関係がわかった!「みどり豊かな牧草地帯で酪農体験」

JA中春別(北海道)  2019年6月12日(水)~6月14日(金)

子牛にミルクやり

仔牛の部屋の片付け、牛の糞の片付け、哺乳、搾乳前の乳搾り、施設の見学の他、座学の講習を受けました。
実際に牛と触れ合えたのが良かったです。今回訪れた農家は、研修生がたくさんくるため、牛も人間に慣れており、乳搾りもできました。
また、農場の近くで寝泊まりできたのも良かったです。現地の方々にも大変お世話になりました。初日のバーベキューと皆さんと団らんできたので、翌日に一緒に作業をしても楽しかったです。(東京、30代女性)

★作業だけでなくビジネスとしての酪農家の流れを知ることが出来ました。
★牛乳は雌牛が出産しないと生産されないこと。雌牛の妊娠は人工授精で雌が生まれたら乳牛になり、雄が生まれたら肉牛になって食卓に運ばれる。そして雌牛も多くて10回の出産後は食肉(ひき肉)になって食卓に運ばれる。ということを知りました。
★餌やり、清掃、搾乳など自動化になっていて家族経営でも規模を大きく経営出来るようになっていました。
★人工授精の際の精子にも値段の幅があること。(雌牛が生まれる確率の高い精子。体が大きく足腰の強い雄の精子など。遺伝子情報により値段が変わる。)全て知らないことばかりで勉強になりました。牛乳の貴重さが分かりました。
乳牛の糞尿の掃除をしながら『食べれば出すよね!』とその量にに驚きつつも、これが堆肥舎に集められ牧草地にまかれ、その牧草を牛が食べる酪農の『循環』を見てきました。
また、目の前の乳牛の健気さや孔子の可愛さ、酪農家の皆さんの日々の努力を目の当たりにして感慨深く、命をいただくことへの感謝が募りました。(埼玉、50代女性)

酪農研修の牧場で、酪農体験しました。
作業としては、
散らばったエサのわらを食べやすいように、寄せる。牛舎の掃除、搾乳、子牛の寝床の掃除、子牛の授乳等…作業の合間に、施設を見学しながら、エサについて、血統について、排泄物の処理について等…お話を聞きました。
人工授精とオスの子牛の出荷にも立ち合うことができました。ホルスタインのオスが生活クラブの牛肉になること。色々つながっていることを実感しました。
牛に愛情を持って接しているのを感じました。食欲や排泄物の状態、くしゃみや鼻水等、一頭一頭の健康に気を配り、対応していました。
予想以上に機械化が進んでいました。休みを取るためのヘルパー制度もあり、就農する人の助けになっていること等、工夫次第で問題を解決している様子を知ることができました。
そして、何より牛がかわいかった!未来牧場の牛は、人に慣れているせいもあり、お世話しているうちにかわいくなっていきました。思い切って北海道に行って良かったです。(埼玉、50代女性)

<生産者の声>
(株)なかしゅんべつ未来牧場で、牛乳を搾る作業、子牛にミルクをあげる作業、牛舎内の除糞作業、乳牛に餌を与える作業を体験してもらいました。
第1次産業である酪農業を体験していただき、牛乳・乳製品がどのような生産現場で生産されているかを目の当たりにし「安心・安全」であると理解していただけたかと思います。
参加者の皆様につきましても、一つ一つの作業に真剣に取り組んでおり、大変意欲的に取り組んで頂きました。
今後も消費者と生産者の両者が有益になる企画を考案したいと考えておりますので宜しくお願い致します。(JA中春別 天野さん)

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