No.508 残した花が大きな柿の実になることを想像して願いを込める「庄内柿の摘花作業」

生産者名:JA庄内みどり遊佐支店(山形県)
日付:2024年5月27日(月)~5月29日(水)

秋の収穫に向けて、グレードの高い柿になるように、蕾(花)を一枝に1つとなるよう摘花する作業を行いました。一枝に蕾(花)が複数ついているものがほとんどで、その蕾を生産者さんの指示に従い、優良な蕾(花)を残し、他は除去していきます。
今年は蕾(花)の付きが良いようで、例年に比べ花をつけるのが早く、作業初日は小雨の降る中、上下カッパを着ての作業となりました。参加者もベテランの人が多く、生産者さんが目標としていた本数に近いものを達成。予定時間を早めて作業を終了。翌日に備えました。
2日目は朝までの雨が止みましたが、柿の葉っぱは濡れており、午前中はカッパをつけて作業となりました。午後からは晴れ間も出て、鳥海山も姿を見せ、作業が捗り、ほぼ予定に近い本数の摘花ができ、何とか生産者さんの期待に応えられたかなと達成感が味わえました。
(東京、70代男性)

柿の蕾をひと枝(2〜6くらいついている)に一つにする。4、5尺の脚立を使い1、2段登る。手袋をして素手でつむ。
終わったところがわからなくなってしまうので、一本の木を皆で終わらせていく。
今回は1日目あいにくの雨の中の作業でしたが、なぜか団結力がありスムーズに進みました。その日は作業も早く切り上げ濡れた服を乾かす事が出来ました。しらい自然館の方が物干しも用意して下さりとても助かりました。
(東京、30代女性)

庄内柿の蕾の間引き作業
素晴らしい自然、生産者、受け入れ先の緑農協の素晴らしい対応
雨に降られて作業が大変でした
(神奈川、80代男性)

一枝に一つの蕾を残して後の蕾は全部取ってしまいます。どの蕾を残したらよいのか考えることが必要になります。参考にすることは、花の咲いている向き、二つつながっているのはどちらをとるか、柿の実が大きくなった時他の枝でこすれないか、枝は実の重みに耐えられるか、風が吹いて実と実がぶつからないか、残した花がうまく大きくなるのかイメージを膨らませるしかないところが興味津々です。
できるだけ参加者がまとまって、取り残しがないように角度を変えて見上げることに、願いが込められる。メンバーが経験者ばかりで和気あいあいと作業ができました。
(千葉、70代男性)

1枝の複数蕾から、大きなものだけを残して、他のものを手袋した手で取り除く。高い作業の場合、脚立を利用する。
ユニークな生産者や参加者にめぐまれ、楽しく会話し作業できた。
地元産の美味しい野菜や魚、肉等を食べることができた。
お土産として地元産干し柿やタケノコを、生産者から頂き、家族や知人にPRできた。
例年より柿の成長がかなり早く、収穫が楽しみです。
鳥海山中腹の湧き水が美味しかった。
関心のあった地域の実状を知ることができ、大変役に立ちました。
(神奈川、70代男性)

2日間のうち1日半はしとしと雨降りでした。以前の摘蕾時は、全日程雨降りで、手から滴る雨で大変でしたが、今回は、ビニールの長手袋を提供していただき、楽に摘蕾作業ができました。目標に向かって、全員で仕上げられたのがとても良かった。また、こちらのように、年齢制限なく個人の意欲を理解していただける生産者の方に感謝したいと思います
(東京、70代女性)

柿の花・蕾をひと枝に一個残して摘み取る。上向きのもの、奇形のものなど、摘み取る花を見分けながらの作業。高い所は脚立も使いながら皆で一本ずつ仕上げていく。
交流会の時、生産者の方が仕事に対する思いを話してくださり、その内容が印象的だった。
柿の摘蕾は、一本ずつ仕上げていかないと取り残しがでやすくなるが、その為の声かけをもっと工夫すればよかった。
(東京、70代女性)

98本の庄内柿を、夢都里路のメンバー10名と地域の方たちと一緒に、一本ずつ順番に摘蕾していく作業です。手袋をはめた手で蕾を一枝一蕾になるまで取っていきます。脚立に上ったり立ったまま取ったりしました。
生産者の松本さんご夫妻や移住してきた方、地域の方達が皆さん親切で、お話も深く広く楽しかったです。無理しないようにとお気遣いもしてくださいました。
(東京、70代女性)

庄内柿の花芽の摘み取り作業をしました。
小さな枝も花芽を一つだけ残す作業ができました。
(千葉、70代男性)

庄内柿の摘蕾作業です。蕾が密集しているので、日当たりのよい蕾、育ちの良くない蕾などを摘蕾し、1つの枝に1個の蕾を残すようにします。大きくて形の整った商品価値のある柿を収穫するためです。
援農者が作業しやすいように、適宜休憩タイムを設けていただいた点が良かったです。安全に作業できるよう、脚立の設置方法のアドバイスなどをしてくれました。交流会では、受け入れ農家の日々の営農や工夫の話、また販路開拓の苦労話をきけたことが良かったです。
(千葉、60代女性)

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