No.506 毎日の作業を続ける努力、志の高さに胸を打たれました。「合鴨農法有機米のネット張り」
生産者名:JA加美よつば
日付:2024年5月23日(木)~5月24日(金)
1日目午後:畦畔沿いにネットを張っていく。ネットには等間隔に畦に挿し込む棒と、合鴨を狙う動物除けの電線がセットされ、ぐるぐる巻になっている(この準備が大変とのこと)
2人がかりでぐるぐる巻のネットを畦から10センチ位離し、ネットの下部分が畦側に向くよう、たるまないよう気をつけながら棒をグイと挿していく。もう一人がさらに大金槌で棒をたたき固定させていく。張り終わったらシャベルで畦側に向いているネットごと土の中に押し込んでいく。
2日目午前:合鴨を狙う鳥除けのため、ネットの上に「テグス」を何本も渡していく。細い透明なテグス張りはなかなか難しかった。
◎かわいい合鴨との対面
◎玄米にまで精米する工場見学
◎超小型化された除草機試運転見学
◎自然農法(肥料さえも使わない有機農法)の見学(何と祖父、父、孫3代の農家さん)
等など、楽しく大変勉強になりました。
そして何より、受け入れ農家さんが私が初めてお会いできた農業女子の方で‥‥嬉しかったですね。
担当の児玉さん、本当にお世話になりありがとう御座いました。
盛りだくさんに準備して頂いて、楽しく、また興味深く、この歳になるまで米農家さんについて何も知らなかったので、大変勉強になりました。
(神奈川、70代女性)
キツネなどアイガモを襲う外敵の侵入を防ぐため、水田の周囲にネットを張り、さらにトンビやカラスなど空からの攻撃対策として、その上にテグスを張り巡らせる作業をしました。
有機米生産の大変さを知ることができます。今回、我々を受け入れてくれたのは東北地方の大学農学部を卒業した神戸出身の女性で、有機米栽培を始めて5年の新規就農者でした。一人で毎日の作業を続ける、その努力、志の高さに胸を打たれました。
(埼玉、60代男性)
合鴨さんがキツネやタヌキ、ハクビシンなどに襲われないようにネットを張った杭を打ち込みます。そして空からの大きな猛禽類から守るためにテグスを張ることもやります。この時点で合鴨さんは田には放たれていません。
初めての作業でしたが、農業に関しては素人の小生にも活動に参加でき、農家さんから「大変助かりました」と、ねぎらってもらえたことがうれしいです。
(千葉、70代男性)