No.500 吉野の山を守ることは、水脈を整え、大地を再生すること、そしていにしえびとからの結いをつなげること「木を見て、触れて、吉野を感じよう!!」

生産者名:紀伊半島地域協議会(豊永林業(株)・吉野銘木製造販売(株))
日付:2024年4月26日(金)~4月28日(日)

林業現場の見学、製材所、市場の見学と機械の簡単な操作の体験。アロマスプレー製作 等
素人が絶対に入れない林業の現場に連れて行ってもらい、実際に林業現場(木を切り倒す等)を間近で見学、体験できたことは、とても貴重であり興奮するものでした。今回の企画で一番楽しみにしていたことが体験できて良かったです。林業の現場の厳しさや現代社会における林業の置かれている立場について、実体験とお話でよく理解できました。
若い方が林業に携わっておられることが嬉しかったです。
(奈良、50代女性)

奈良の歴史とそれを大切にされている方々との出会い。 
自然、山、林業の偉大さ、大切さや、奈良の自然を実感し満喫することができた。
参加メンバーと生活クラブの消費材や生産者や各単協の話を語り合えた。
また、生活クラブとつながれる術を発掘し、木や林業の魅力をどう組合員にお伝えしていくかなどの意見交換ができた。
(福島、50代女性)

杉丸太の皮剥ぎ、旋盤で板にする
アロマウォーターつくり

吉野杉を守る
この美しい吉野の山を受け継ぎ、繋いでいくことへの熱い想い、山に係わる細分化されたさまざまな業種、作業人口や消費量が激減している現状、喫緊の事態として取り組まなければならない数多くの問題、そして一般販路としての生活クラブへの期待。
どんなことでも聞いてくださいとおっしゃる担当の方から、時間も忘れて、いろいろなことを教えていただきました。
吉野の山を守ることは、水脈を整え、大地を再生すること、そしていにしえびとからの結いをつなげることなんだとあらためて感じました。
生活クラブの出番ですね♪
(長野、60代女性)

体験(林業の伐採から山歩き)、製材所・木材市場見学、アロマスプレーづくり
訪問の最初と夜の交流会などに、いま山や地域で抱える課題やそこに挑戦する姿勢などじっくりお話できる機会があり、いろんな現場で見学や体験させていただき、肌で感じました
(京都、40代女性)

<受け入れ生産者の声>
吉野の森から、道づくり・間伐作業→木材市場→製材作業→吉野銘木の家・木製品までの「トータル林業」を見学体験いただきながら、森林の役割や林業の課題・仕事内容、木材の特徴や効果などをお伝えさせていただきました。 高性能林業機械の試乗や製材機の試運転、桧の香りスプレーのワークショップなどを行い、「木を見て、触れて、吉野を感じよう!!」を体感いただけたと思います。 また地元下市で創業約800年の老舗鮨屋での懇親会を行い、歴史的な建築物や庭園の雰囲気、名物鮎料理を堪能していただきました。 今回は将来吉野杉でのリフォームを検討されている方や、すでに吉野材を使っておられ、その木が育てられた場所を見て知りたいとのことで参加された方など、木が身近な方、木が好きな方が集まっていただき、出来ることならまた参加したいと言っていただきました。 最終日には他県での取り組みなどを紹介してもらったり、様々なワークショップのご提案をいただき、私共が学ぶことも多く、貴重な意見交換をさせていただきました。 今後もより充実した時間をお過ごしいただけるよう努めたいと思います。
(豊永林業 風谷淳介さん)

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