No.497 実際に行って、見て、聞くことの必要性を再確認「震災復興応援!福島県で漆の植栽作業」
生産者名:酒井産業(株)
日付:2024年4月10日(水)~4月11日(木)
うるし苗木の定植作業を行った。
作業は段取りよく進められた。震災復興と文化の継承に役立つ取り組みである説明が、事前に丁寧に
され、共感を持って作業にあたれた。
(埼玉、50代男性)
うるしの苗を植える作業 耕作放棄地になっている畑に苗を植える。植える本数が多いので、しっかりと
取り組みました。作業は簡単な作業ですが、足場が悪い箇所があり、転ばないように作業を進めると良
いです。
農家民宿に泊まりました。そこの家主から福島の現状について、話を聞くことができた。行って見て、聞
いてみることの必要性を改めて感じました。作業終了後、福島のその後について、人形劇を通して知る
ことができました。もっとおおぜいの方に知ってほしいと感じました。これから草刈り作業があるようです
。機会があれば参加したいと思います。
(神奈川、60代女性)
<受け入れ生産者の声>
普段漆の植栽は2名から3名で行なっているが、地元の関係者も含め10名ほどで作業を行えたため、
予想以上に作業が捗り、大変感謝です。6月から10月までの作業となりますが、ここも夢都里路企画で
定期的にお手伝い頂けると助かります。
今回、福島の復興支援というテーマの下での企画であったため、福島の有機農法の草分け的な農家の
方のお話を2コマ設定しました。ひと方は農家民宿を経営され道の駅の立ち上げや、堆肥(野菜クズ、牛
糞をベースに域内の食品カスなど)作りをオートメーション化しコスパの良い堆肥を農家に戻す仕組みを
作られた方。もうひと方は、自家野菜を販売する直営店カフェを開店、野菜が吸収した放射線量を販売
用のポップに明示し顧客が自身の事情に合わせ線量を理解し購入に結びつける取り組みをしている方
。またシンガーソングライターでもあるご主人と人形劇作家の奥さんが協力し、全国で原発問題を人形
劇のストーリーに乗せ啓蒙活動をされている方のお話やパフォーマンスを間近で視聴できたことは貴重
な体験となりました。参加された組合員の方にも帰宅後にもじわりと考えさせられる企画であったと思い
ます。
(酒井産業(株) 酒井さん)