No.494 変わらぬ志に触れることができて、大変勉強になりました。「甘夏の収穫をしながら水俣を知ろう 」

生産者名:生産者グループきばる(熊本県)
日付:24年3月4日(月)~3月9日(土)

夏みかんの収穫しました。受入先のきばるの皆様の暖かい気配りで快適に楽しく過ごせました(食事、温泉への送迎etc)(神奈川、70代女性)

甘夏の収穫をしました。雨天時にはマーマレード作りの手伝いや箱作り、箱詰めなど。今年の甘夏は豊作で、収穫作業もとても楽しくできました。もっとやりたかった!のが正直なところです。マーマレード作りのお手伝いもさせてもらい、丁寧に作られているからこその美味しいマーマレードと納得でした。とにかく、「きばる」の皆さんにとてもよくしていただき、ほんとに恐縮でした。ほんとにお役に立てているのかしらと思いますが、自分にとってはとても有意義な一週間でした。
ただ、「きばる」の方々も、そして私達も年齢を重ね、いつまでこのような活動が続けていけるのか、先を考えると不安になりますが、どうかお身体が許す限り「きばる」の甘夏、マーマレードを私達に届けて頂きたい、またお手伝いさせて頂きたいと願います。(兵庫、60代女性)

不知火海を望む水俣市の高台での甘夏の収穫作業です。雨の日はマーマレードづくり、段ボールへの箱詰めなどの手伝いをしました。脚立の位置を変えながら一人で作業すると、1日に大きな木2本、約500キロ(甘夏は3個で1キロ)を収穫するのがやっとだそうですが、数の力で私たち4人が手伝った3日間で8トン(8000キロ)収穫できました。商品として出荷できるものは半分になつてしまうそうですが、微力ながらもお役に立てた実感を味わえました。甘夏を生産するきばるや、加工品づくりにあたるガイアみなまたは、水俣病問題をきっかけに1970〜80年代に水俣で出会った全国の若者たちが始めた有機栽培の農業組織です。皆さん、70代になられましたが、変わらぬ志に触れることができて、大変勉強になりました。また、お訪ねしてお手伝いできたらと思っています。(埼玉、60代男性)

甘夏ジャムの製造補助、甘夏の収穫とそれに関連する作業(段ボール作り、箱詰めなど)をしました。大ファンの「きばる」を生産されているガイアみなまたの方々に直接お会いし、しかも微力ながらお手伝いができたことが何より嬉しかったです。また今回集まったメンバーにもどこかしら共通点があり、和気あいあいと楽しく5日間を過ごすことができました。それも到着初日、お忙しいなか生産者側で歓迎会を開いてくださり、親睦を深められたおかげだと思います。また大雨で収穫作業ができない日にはジャム作りのお手伝いをさせていただいたり、水俣病の資料館に連れて行ってくださったりと、出荷作業のお忙しい中、皆さんのお心遣いに感謝しています。水俣や水俣病のことについては、子どもの頃に教科書で習った程度の知識でしたが、現地に行って当時のお話を見聞きすることで、歴史の一ページとなるにはまだ早い問題なのだと実感いたしました。これからも「きばる」を応援したいと思いますし、水俣病に関する話題にも関心を寄せていこうと思います。このたびはこのような企画に参加させていただき、ありがとうございました。またお手伝いに伺いたいです。
(東京、40代女性)

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