No.493 手間暇かけて作られる日本酒の奥深さ、繊細さ、脈々と受け継がれてきた伝統の重みを肌で感じることができました。「地域に醸す日本酒造り体験 」

生産者名:紀伊半島地域協議会(美吉野醸造㈱:奈良県)
日付:2024年3月1日(金)~3月2日(土)

洗米、麹室での麹をほぐす作業、出麹(室から出してほぐす)、蒸米(蒸し釜に米を入れる作業)、蒸しあがった米をタンクに入れる作業、櫂入れ(見学)一通りお手伝いさせて頂きました。お忙しい時期の中にもかかわらず、一緒に作業させて頂き楽しかったです。水酛発祥の地、豊富な地下水と郷土にあった酒米、酵母を使わずの自然製法、いろいろ勉強させて頂きました。木樽の作業所にも訪ねさせていただき、吉野の杉についての知識も深まりました。杜氏直々の甘酒から作る鳥すきも絶品でした!
インパクトある個性的な味のお酒も印象的でした!
(神奈川、50代女性)

お米を洗って量るところから、麹作りなど、日本酒作りの工程を教えていただきながら様々な体験をさせていただきました。意外と力仕事が多く、常に水を使った作業でした。女性の方が多く、とても丁寧に教えていただきました。手間暇かけて作られる日本酒の奥深さ、繊細さ、脈々と受け継がれてきた伝統の重みを肌で感じることができました。米・水・樽に使う杉の木など、地域の中で地産地消されていることが素晴らしいと思いました。(千葉、50代女性)

洗米、米を炊く、炊いた米を運ぶ、麹返しなどの作業をしました。一般の酒蔵見学では立ち入り禁止となるエリアにまで入れてもらい、作業させてもらい、とても嬉しかったです。働いている皆様がとても親切に教えてくださり、褒めてくださり、和気藹々と楽しく作業できました。
吉野杉で酒樽の原料を作っている方を訪問させてもらったり、梅の花見をしたり、また、夕食に甘酒すき焼きを一緒に作って食べ、日本酒を振る舞ってくださったり、お忙しい中、お時間をつくってもてなしてくださり、とても感謝しています。非常に中身の濃い2日間でした。
ありがとうございました。(東京、60代女性)

<受け入れ生産者の声>
 地域で根付く仕事を深く知ってもらい、組合員に酒造りを通じて私どもの消費材のファンになってもらう大変意味があると感じました。作業スタッフも初心者に作業を言葉で説明することで、よりその作業の理解が深まったといっており、良い刺激になったと感じます。課題は、リアルな現場を見てもらうとなると繁忙期ですので、小さい蔵ですのでギリギリの人数で製造しており、組合員アテンドの人員の確保が問題となり、タイミングによってはサービスの低下もあるかと思いますが、今後も引き続きよろしくお願い申しあげます。
(美吉野醸造㈱ 橋本 晃明さん)

  • URLをコピーしました!
目次