No.491 しめ縄づくりを通して日本のお正月文化を知るきっかけになりました。「お正月の定番「 しめ飾りつくり」」

生産者名:JA加美よつば(宮城県)
日付:12月5日(火)~12月6日(水)

しめ縄飾りの組み立て。幣束(幣束)、稲の穂、だいだいをしめ縄に取り付けて、しめ縄飾りを組み立てました。しめ縄用に稲わらを干して用意、だいだいも無農薬のものをしいれているなどさすが生活クラブのこだわりは徹底していて、その考えが生産者にも理解されていると感じた。ただし、その材料の確保や作り手が高齢化などにより減少しているとのこと、注文数も減っていて、伝統的な正月飾りへの行く末も考えさせられた。受け入れ農家のご夫婦が明るく仲良く過ごされている感じが良かった。
(神奈川、60代女性)

1日目、お飾りに使うだいだいの軸を除き、洗浄する。その後縄ないを教わった。
2日目、お飾りのしめ縄に紅白の幣束、稲穂、だいだい、扇を固定する作業。
縄ないは難しくて習得するまでには至らなかったが、消費材であるお飾り制作のお手伝いはできて満足した。(岩手、50代女性)

しめ縄飾りつくりの最終飾り付け作業をしました。しめ縄は事前に生産者がつくってくれていました。 1日目:飾りの中心に付ける橙の茎取り。丁寧に一つ一つ手作業で行いました。その橙を石鹼液で洗浄する手伝い。橙がJAふじ伊豆の生産者が作ったものでした。知らなかったです。
しめ飾りつくりに参加し、稲わら、橙、その他飾り、全て手作りで生産されていることを知りました。貴重な体験でした。橙を洗った後は、しめ縄の作成を体験しました。生産者に教えてもらいながら、チャレンジしましたが、形にはなりませんでした。修行が必要なことを理解しました。合わせて、新年を迎える手作りの文化の深さを知りました。貴重な体験になりました。2日目は橙を取り付ける作業をしました。紅白の水引きでしっかりと結び固定するのですが、これがまた難しかったです。しかし、3回ほど教えてもらうと形になってきました。午前中は橙を取り付け仕上げ作業を行いました。昼食休憩後は、稲わらの稲穂を取り出す作業をしました。この作業は比較的簡単な作業でした。全部の稲穂の作業を終わらせたかったのですが、終了時間となりました。最後まで出来なかったのが心残りでした。この2日間を通して文化物を作る喜びを知ることができました。生産者のお二人には大変お世話になりました。ありがとうございました。しめ縄づくりを通して日本のお正月文化を知るきっかけになりました。国産のものが少なくなっているこのご時勢で国産の価値の大切さに気づきました。(神奈川、60代女性)

橙の茎を取る、カゴに入れる、運ぶ、洗う時の運ぶ手伝い、縄を編む体験、飾りつけの手伝いをしました。
事前に聞いていた作業とは違いましたが、参加者の声を受けて、一通り教わって自分の分を作る作業はせず、実際の消費材になる、しめ飾りの飾り付けを手伝うことができて、少し役に立てた気がして、良かったです。
佐藤さんご夫婦や参加者の皆さん、加美よつばの菅原さんたちとおしゃべりしながらの作業でとても楽しかったです。(埼玉、50代女性)

<受け入れ生産者の声>
 1日目は、橙のヘタとり、表面の腐敗防止のため石鹸で処理する作業を行いました。 また、ワラを綯う作業を体験していただき、思った以上に難しく苦戦する姿が見受けられました。2日目は、生産者が事前に準備していたしめ飾りの土台へ飾りつけを行いました。おへいそく、稲穂、橙、扇、ビニタイの順番に一つ一つ丁寧に飾りつけしました。水引で橙を固定する作業は、製作工程の中で皆さんが一番苦戦しており、思ったより力を必要とすることに驚かれていました。生産者と一緒に指導を受けながら作業をし、段々と取り組む回数が増えていくと、一人で最後まで飾りつけをし、生産者から確認をもらい、合格をいただき喜びあいながら作業にあたりました。2日間を通して、製作にかかる労力や部材の確保、生産現場の作り手の減少や後継者不足など現状を伝えられたのかなと思います。
(JA加美よつば 菅原 響さん)

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