No.436 初めての参加でも心地よく 、「はちみつ採蜜手伝い3日間(1)(2)」

(株)スリーエイト(長野県)
3日間 2021年5月21日(金)~5月23日(日)/5月28日(金)~5/30日(日)

バケツから一斗缶に移す
ア カシアの花

作業内容 ・熊よけ電気柵張り手伝い・・・獣害対策、特に[熊]対策が大変。くまのプーさんは蜂蜜が好きですが、熊は本当に蜂蜜が大好きだそうです。
・巣箱内点検・・・蜜蜂の習性、巣箱内の状態(幼虫や蜜の場所、花粉の種類など)の詳細説明をしていただきました。
・採蜜作業・・・蜜蓋切り、遠心分離機作業、雄峰削除を手伝いました。蜜蜂が飛び交う中の作業で緊張感がありました。女王蜂をみせていただいたり、巣内を見せてもらったり、作業の邪魔をしている部分もあったと思いますが、参加前に本で見ていたことをこの目で見れたことはとても嬉しかったです。
良かった点
・知的好奇心が満足できた(蜜蜂のことだけでなく、蜜源植物のこと、養蜂事業のことなど知らないことばかりでした。つまらない質問にも真摯にお答えいただき、本当に感謝です)
・安曇野、白馬と環境抜群のところでした。

印象に残った点
・主催者の方だけでなく、経験のあるお手伝いの方々もとても素晴らしい方々で、初めての参加にもかかわらず、ずっと参加していたようなフレンドリーさが印象的でした。(東京、60代男性) 

作業は、初めての参加のため、みつばち巣箱にはあまり近づかず、
・ 巣枠を運ぶ 蜜蓋をカットし、遠心分離機で蜜を分離して集荷する
・ 巣枠を元の巣箱に返すためのいくつかの作業を行い、巣箱まで運ぶ
・ これを繰り返す 場所によって巣箱の数は30~20くらいあります。
・ 作業後の後片付け(一斗缶に詰め替え、ラベル張り、翌日の準備) 10年以上お手伝いしている大ベテラン2名とスリーエイトの2名の方の指導が徹底しており、初めてでも作業に参加でき、貢献することができたと思う。
日本のはちみつを守ることは非常に大変で,ここにも気候変動の影響が見られたことは残念でしたが,現在の養蜂の立ち位置や外国産との比較など多くの知識を得られたことは自身にとって大きな収穫であった。一通りの作業も習得ができた。
何十年ぶりの男だけの共同生活がことのほか楽しかった。20時には寝てしまいましたが(笑)これが苦手の方もいるかもしれませんが。。。洗濯、食事も協働です。
アルプスに抱かれた安曇野は素晴らしく、この環境の中で働いている蜂たちに感謝です。
加熱もしていない本当の生はちみつはものすごく香り高く感動ものでした。 (山梨、60代男性) 

<生産者の声>
毎回のことではありますが、夢都里路のボランティアさんの参加により、採蜜作業がスムーズに行われています。大変感謝します!!また、本年は2泊3日コース(金曜日の夜参加、日曜日の午後終了)を実施しました。全3回の企画(第1、第2回は実施、第3回は本人都合で辞退)でしたが、「興味はあるが1週間コースは長期滞在であることから申し込みづらい」という理由で参加できなかった層をターゲットとしていました。実際参加者からは、「この長さなら初めてでも参加しやすく、雰囲気が良く分かった。次回は1週間コースに申し込みたい。」との反応があり、企画としては有効であったと思われます。経験者が高齢化する中で、新規参入(特に65歳以下)の獲得のためには、次年度以降も企画を続けていければと感じました。
((株)スリーエイト 志村さん)

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