No.482 手を入れて山を育てなければ、山が崩壊してしまう危険な状態であることを肌で感じられた。「 木を見て、触れて、林業体験」
生産者名:紀伊半島地域協議会(豊永林業、吉野銘木製造販売:奈良県)
日付:10月20日(金)~10月22日(日)
切り落とした木材で、コースター作製やアロマスプレー作製をしました。良かった点は実際に作業する山に行き、そこでの作業、また作業機械搬入のために作った道、切られた木を木材に加工していく行程等を見学できたこと。 山に入れたことで、山の現状を知り、手を入れて山を育てなければ、山が崩壊してしまう危険な状態であることを肌で感じられたこと。(神奈川、60代女性)
急斜面に作られた作業道を車で登って行き、実際の作業現場を見学しました。迫力ある重機の実演だけでなく少し試乗させていただけて、貴重な体験をすることができました。製材所では丸太から板を切り出す機械の操作も教えていただき、その他にもコースターやアロマスプレーを作ったりして、杉や桧の香りや手ざわりを楽しむことができました。急斜面に密植された木が整然と並ぶ様子は圧巻でした。バランスの整った年輪の美しさやその断面から読み取れる情報なども、とても興味深かったです。木製品は作った職人さんと接点を持てる機会はあるかもしれませんが、その先の木を育てている林業の方々と会える場はなかなかないと思います。そういう方々の生の声を聞かせていただき、丁寧に育て管理していることや、そんな木の値段が想像以上に安いことに大変驚きました。何十年も生きてきた木や、それを大切に育ててきた方々がもっときちんと評価されるべきだと思いました。(千葉、40代女性)