No.473 消費材の梅が本当に貴重なものだと知る事ができました。「たっぷり梅採り、ゆったり梅酒づくり」

生産者名:王隠堂農園・美吉野醸造(紀伊半島地域協議会:奈良県)
日付:2023年6月22日((木))~6月24日(土)

丸一日、大きな梅畑での梅の収穫をしました。翌日は酒蔵見学と梅酒作り体験。サポートして頂いた農園や酒蔵の方々がとても親切でフレンドリーでした。興味深いお話もたくさん聞けました。山間地のため宿舎での携帯電波状況がとても悪かった。女性宿舎にはWi-Fiがあったので、男性宿舎にもWi-Fiが欲しかったです。(東京、50代男性)

【作業内容】
⚫︎青梅の収穫作業: 8時開始 作業の説明 梅のもぎ方、収穫カゴ、脚立の扱い方など。〜17時までひたすら梅採り。(途中10時、15時に給水トイレ休憩、12〜13時は宿舎に帰り昼食休憩) 参加者5名と王隠堂スタッフ2名で1本の梅を全て収穫、終ったら次の木へ。緑の葉に青梅が重なり、見え辛い場所のはお互い教えあい、素人では難しい場所のはスタッフが採ってくれました。
⚫︎収穫した梅と美吉野醸造の花巴で梅酒仕込み: 花巴で仕込んだ製品の梅酒を前日のBBQ交流会で試飲していたので、そのレシピを基に好みで砂糖を減らしたり、赤みが出ている梅を選んでトロンとした味を狙ったりと、各自で好きに仕込みました。
【良かった点、印象に残った点】
⚫︎梅採り:丸一日の作業で、梅採りのコツを掴んだり、脚立にも挑んだりと現場の収穫を体験できました。上を向いての作業なので、最後の1時間くらいは本当にキツく、生産現場の大変さを体感しました。ノルマの1人100kgも全員のチームワークで達成する事ができ、喜びを分ち合いました。梅酒用の梅を選ぶ時にはどの梅も愛おしく、でもしっかり立派なモノを選ばせて頂きました。消費材として配達される梅は、この中から選び抜かれたもので、本当に貴重なものだと知る事ができました。その夜は瞼の裏に緑の葉と梅の実が見えました。お天気に恵まれて良かったです。
⚫︎梅酒作り:美吉野醸造さんの酒造りのこだわりのお話と生産現場の見学はとても良かったです。酵母無添加の酒造りなど、知らなかった事も多く、日本酒に興味が湧きました。柿の葉寿司とのマリアージュもとても合っていて美味しかったです。オススメのレシピに沿って作った梅酒が育っていくのが楽しみです。
⚫︎宿舎での自炊:参加メンバーで協力し合い、4食美味しく頂きました。お米、季節の野菜、梅干など調味料は用意されていたので、スーパーでは豚肉、豆腐、油揚げ、卵などタンパク質と飲み物を購入しました。持参した秋刀魚の蒲焼き缶と青椒肉絲ソース、焼き海苔などが簡単調理に役立ちました。素晴らしい企画でした。(千葉、50代女性)

梅の実収穫、梅酒作りをしました。印象に残った点は実際に傾斜地の梅林の中に入り、丸一日梅の収穫を体験できたこと。脚立等の使い方を教えてもらい、実際に行うことができた。今年は梅の適期が早く、実が残っている木が少なく、残念。(気候のせいなので、仕方ないですが…)
(神奈川、60代女性)

梅や柿の加工場、日本酒の醸造所の見学、梅の収穫、収穫した梅と特別な日本酒で梅酒作りをしました。農悠舎で代表に生産者の取り組みと課題についてお話を伺い、加工場で暑い中、梅の選別や梅の実を塩づけにする作業を見学。その後柿の木団地へ。見下ろす山々の全面に柿が植えられているのは驚きでした。秋には柿の紅葉が見事だそうです。交流会は山のてっぺんにあるグランピング施設で。梅びしおを使ったたれやポテトサラダもおいしかったです。 翌日初めて梅の収穫をしました。消費材として届く梅は傷もエクボもない、きれいな大きなサイズのものばかりですが、(梅の木の立地や樹齢にもよりますが)そのような梅はまれで、本当にいいものだけを生産者が出荷してくださっていることを実感しました。梅の木は傾斜のきつい斜面に植えられており、斜面用の脚立を使っての収穫は大変で、生産者の3分の1くらいは収穫できたでしょうか。お手伝いになったかは疑問ですが、また収穫に行きたいです。 研修所は倉庫を改築されたそうですが、吉野杉を贅沢に使った民宿のような感じで、とても居心地の良いところでした。他の組合員さんとの合宿生活も楽しかったです。 最終日は取った梅と日本酒で梅酒作り。最近は管理されたお酒が多いと感じていましたが、美吉野醸造さんは地元のお米、井戸水を使って丁寧な日本酒を作っていらして、試飲させていただいた、どのお酒も個性的で美味しかったです。クリスマスイブにはできあがる予定の梅酒がとっても楽しみです。農悠舎のレストランで食事できなかったのが心残りです。援農の日を増やしてレストランで食べられる日も組み込んでくださるとうれしいです。 私の改善点ですが、長靴を借りたのですが、サイズが合わずあとで足が腫れてしまいました。長靴は持参したいと思います。
(東京、50代女性)

<受け入れ生産者の声>
 天気にも恵まれ、たっぷりの梅収穫でした。疲れたと思います。日数をどれくらいに設定するのがいいのかが問題か。いろいろ入れない方が良いと思う。今回は丁度良かったのではないかと思う。
(紀伊半島地域協議会 森本佳秀さん)

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