No.469 残雪の北アルプスの山を見ながらの作業が印象に残りました。「 はちみつ採蜜手伝い7日間(1)~(4)」

生産者名:(株)スリーエイト(東京都)
日付:2023年5~6月

作業内容はミツバチが集めたサクラ、トチ、アカシアの蜜の採集。蜜蓋を除去し、遠心分離機にかけ、採蜜後、雄蜂の卵を取り除く。印象に残った点は北アルプスの展望を満喫しながらの作業。養蜂という仕事の奥深さを共同生活を通じて勉強できたこと。私は抵抗ありませんでしたが、男料理の三食、ボットン便所などは、若い世代はなじめないかもしれません。(埼玉、60代男性)

作業内容は蜂が集めた蜜の入った巣枠を分離機まで移動、その巣枠の蜜蓋を切り取り、蜜を絞った。枠に付いている雄バチが入っている巣の蓋を切り取りやこれから巣箱を置く場所の整備をした。印象に残った点はなんといってもアルプス3,000mの山々に囲まれた風光明媚な麓で、朝霧の立ち込める中、木々の間の作業はとても気持ちが良かった。仕事の後の毎日の温泉は明日への活力でした。作物を大量に作るには農薬、抗生物質が使われています。また、人体に有害な物質、放射能などが地球上にはあります。それらの成分の検査はとても大切な事です。検査を厳密にすることは安全という面では欠かせない方法だと思います。ハチミツの検査をお聞きしてそう思いました。(埼玉、80代男性)

ミツバチの巣板を遠心分離器にかけて蜜を取り、一斗缶に詰めていく作業、その前の巣板の密蓋を伐ったり、遠心分離器にかけた後に雄蜂を伐る作業、巣箱を何か所かある圃場の間を移動する作業をしました。残雪の北アルプスの山を見ながらの作業が印象に残りました。
(兵庫、70代男性)

巣箱の移動、トラックへの積み下ろし、採蜜作業の設営、巣の運搬、無駄巣などの切り落とし清掃、分離機による採蜜、一斗缶への移し替えなどをしました。国産蜂蜜や、海外の蜂蜜の実情が聞けて良かったです。高齢で養蜂家が辞める中、若い人が新たに参加しているとの事で、嬉しく思いました。皆さんとのいろいろなお話しは、何時も大盛りあがりで時間を忘れます。是非、安曇野の自然と、採蜜作業で取れた蜂蜜を味わって欲しいです。(東京、70代男性) 

蜂場の設営と整備、巣箱の移動、採蜜作業。北アルプスで採蜜、空を見やげるとわたあめの雲、蜜蜂が飛び立ちマロニエの蜜を採取、安心安全の蜜感動しました。(茨城、70代男性)

蜜蜂巣箱の移動、採蜜、収穫蜂蜜の収納作業。北アルプスの雄大な眺望と饒舌な自然の中での作業は日常からの離脱でした。素人の微力な応援が集まることで些かとは云え国産蜂蜜の維持に役立つことにワクワクしました。蜜蜂は里山の”カナリア”であることも学びました。天候が不順であったことが残念でした。(茨城、70代男性)

4時起床朝食5時半移動巣箱にたまった蜂蜜を分離機にかけ採蜜し一斗缶につめる。北アルプスの麓の田園風景を1週間堪能し早朝からの採蜜作業の疲れを温泉で癒す。改善点はかけ布団が重い事です。
(茨城、70代男性)

<受け入れ生産者の声>
今春は気候の不安定が顕著でした。そのため、花期のずれが大きく発生し、当初の予定通りとはいきませんでした。また、参加のキャンセルも発生しましたが、参加メンバーと適宜相談し、柔軟な対応をとる事が出来ました。ご協力いただいた組合員参加者に感謝です。スリーエイトの企画は、参加組合員も生産者も同じ屋根の下で生活し、同じ食事をし、7日間という長い時間をともにします。その間に養蜂や蜂蜜に関する沢山の話をします。反対に組合員の日々の活動や気持ちを聞かせてもらいます。労働参画以上の交流ができていると感じます。生産者にとって組合員の存在を強く感じることができ、大変に意義深い企画です。
((株)スリーエイト 志村学さん)

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