No.459 種まきは生産者にとっては大変緊張感のある工程だと実感「遊YOU米の種まき作業」

生産者名:JA庄内みどり遊佐支店(山形県)
日付:2023年4月7日(金)~4月9日(日)

田んぼがある近くで、ビニールハウス内が作業場所でした。軽トラに積まれたすでに種が蒔かれたトレイをハウス内に運び、整列しておいていく作業です。
今回は、4700枚を男性10人、女性1人で作業しました。トレイがハウスに届くまでの待ち時間があるので、ずっと作業をし続けるわけではないので、休みながらできますから、女性にもできますが、男性の半分以下の作業量ですから、多分に体験てきな要素の援農だと思いました。
一枚あたりの重さが約二キロ強で意外に重く、女性は二枚ないし一枚ずつが適しています。男性の中には最高で5枚もつ現地の農家さんもいて驚きました。
種まきは生産者にとっては大変緊張感のある工程だと実感しました。天候をよく観察しながらの下準備を想像すると、消費者の想像をはるかにこえる農業の一旦をかいまみました。
庄内みどり農協の担当職員さんの手厚い対応、農家のみなさんの寛容な対応に感謝します。鳥海山が間近にそびえる風景が、最高です。山から続く広い田んぼの景色も他にはない地域だと思いました。庄内平野の真ん中に自分がたっている実感がありました。残念だったのは現地調達はできませんから、宿にいる際の自分のお茶やコ-ヒ-などの嗜好品は持参すればよかった点です。(東京、60代女性)

種をまいたパレットをハウス内に敷き詰める作業です。運ぶパレットは普通は2個だが3,4個やる人がいてびっくり。人数が多かったので予想より楽だった。(東京、70代男性)

土と芽が出た種もみを敷いた稲箱をビニールハウスに並べていく作業です。1枚の大きさが30cm×60cmで重さが3kg程度でした。自分たちが食べているお米が生産者のところでどう作られているのかを、その中のひとつの作業ですが実際に体験できたことが良かったです。
(神奈川、40代男性)

種まきした箱をビニールハウスに並べる作業。米の苗づくり作業は知らなかったので、知ることができて良かった。(東京、50代女性)

60cm×30cmのパレットに湿った土を入れて籾をまいたものを、ビニールハウスに敷き詰める作業。1.5日で4600枚敷き詰めました。生産者さんと一緒に作業をし、私たちの食べているコメの作り方が少しでも理解できたのが良かったです。また生産者さんの顔がみれて、また直接話をすることができ、遊YOU米が少し身近に感じるようなったのも良かったです。懇親会で生産者さんの生活クラブに対する思いがきけたのが印象に残りました。(千葉、50代男性)

作業は
・倉庫に設置された種を蒔く機械にトレーをセットする
・種が蒔かれたトレーをトラックの荷台から下ろし、ビニールハウス内に並べる
・並べたトレーにビニールシートをかける
でした。
印象に残った良かった点は
・お米ができるまでの工程を学べたこと
・農家のお仕事の大変さを理解できたこと
・トレーをひっくり返すような失敗は収穫に影響するためとても緊張感のある作業だがみなさん優しく接していただき楽しく作業できました
・宿泊施設は清潔で、従業員の方も優しく、食事も美味しかった
(東京、50代女性)

<受け入れ生産者の声>
 生憎の雨から曇天の肌寒いなかでの作業となりました。作業内容は自宅倉庫で種蒔きされた育苗箱をハウスに均等に並べる作業を主に行いました。通常は家族、親戚を総動員して作業をするのですが、援農に来て頂いた6名はリピーターも含め作業効率が良く、2日間で3名の生産者の種まき作業を行いました。受け入れ農家の方からも大変好評でした。
(JA庄内みどり遊佐支店 佐藤秀樹さん)

  • URLをコピーしました!
目次