23132:遊佐の無農薬田で草取り&石けんづくり

目次

「遊YOU米 無農薬田の草取り」と「石鹸づくり」作業
草取り検定 目指せ三段位!遊佐町の石鹸運動を知ろう!
化学合成農薬・化学肥料を使用しない栽培への挑戦

◆2023年6月14日(水)~6月16日(金)
◆JA庄内みどり遊佐支店(山形県)

企画とする作物は産地にとってどんな位置づけの作物ですか?

無農薬栽培米の取り組みは、生産者にとっては除草作業に大変な労力がかかり、減収の恐れもあるチャレンジです。
また、農薬の不使用は環境に負荷を与えない点で、地域の自然環境を守る取り組みでもあります。
ただ、二日間フルの作業は過酷なため、遊佐町の自然環境を守る取り組みとしての石鹸づくりも体験してほしいです。
JA庄内みどり遊佐女性部では1974年、生活クラブ生協との交流会をきっかけに合成洗剤の危険性を学び、以来、自分達の体や自然環境、農林水産業への負荷を減らそうと、石鹸使用運動を展開しています。

その生産現場はどんな状況ですか?

無農薬栽培の一番の課題は雑草対策です。通常除草する機械を使用しますが、取りきれない雑草は田んぼに入って人力で取り除くしかありません。(終了後は、田んぼの草取り検定のペーパーテストを行い、検定合格書が発行されます)
石鹸使用運動は自分達の使用のみならず、遊佐町内のAコープ店舗、遊佐町施設、JA合併後はJA庄内みどり管内にも使用運動の輪を広げています。また、1993年に石鹸づくりのミニプラントを導入し、石鹸研究会を発足。遊佐町施設から廃食用油を回収し、リサイクル石鹸づくりを開始し、販売。ただ、運動が長期化し、当初の考え方が薄れてきています。

その状況をどうしたいですか?

雑草が繁茂すると収量に影響が出ます。また、病害虫の発生を助長します。除草作業の徹底で、これらの課題を解決します。
また、石鹸使用運動では、一見では合成洗剤と判断できない商品が市場に溢れ、TVCMが流れる中、次世代への運動展開が課題となっています。

夢都里路くらぶの企画を実施することで何につなげたいですか

購入する消費材が、どのような環境で作られているのかを、援農を通して知るきっかけに。また、遊佐町の自然や農業に触れる機会であり、生産地としてだけでなく、生産参画を進めるために、生活クラブ生協、JA庄内みどり、遊佐町が共同宣言で掲げている町づくり部会の「移住、定住」先として、第二の故郷づくりにつながっていけばと思います。

大まかな日程

STEP
1日目

15:50集合
遊佐町内の施設等を視察
17:00宿泊施設へ
オリエンテーション
自由時間

STEP
2日目

08:00送迎
08:30作業開始
12:00昼食休憩
13:00作業開始
17:00作業終了
    送迎 宿泊施設へ
18:30生産者と交流会

STEP
最終日

08:00送迎
08:30作業開始
12:00昼食休憩
13:00作業開始
16:00作業終了
    送迎 解散

概要

生産者JA庄内みどり遊佐支店(山形県)
日程2023年6月14日(水)~6月16日(金)
日数2泊
募集人数6人
宿泊場所しらい自然館
参加条件なし
参加条件
コロナ対策関連
マスク着用等
必要滞在費用なし
作業内容除草作業(ぬかるんだ田んぼに入り、手で雑草を取り除きます)
 石鹸プラントでの製造作業
作業レベル
★体験
★★中くらい
★★★しっかり労働
★★★
持ち物作業着一式(汚れてもよい服装)、作業用手袋(手の平部がゴム)、雨具、帽子、タオル、着替え、洗面用具
※長靴は産地で準備します。申込時にサイズを連絡下さい。
集合および
解散場所と時間
6月14日(水)15:50 
場所 羽越本線JR遊佐駅
6月16日(金)17:00 
場所 羽越本線JR遊佐駅

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