No.581 ぷろじぇくとメンバーの想いと情熱、地元組合員の献身に心揺さぶられた。 「福島県 阿武隈の里山をウルシの里へ!開墾作業」
生産者名:酒井産業(株)
日付: 2025年11月12日(水)~11月14日(金)
ウルシの葉っぱを食べる幼虫対策のために鳥の巣箱の製作と巣箱かけ、ウルシの木の冬越しのための施肥。
阿武隈牛の背ぷろじぇくとの田嶋さん、内野さん、酒井さんの想いと情熱に心揺さぶられました。福島の組合員の方々の献身には、同じ組合員として勇気と地元を守る覚悟を感じました。
作業中に福島原発事故当時の様子を伺いました。今の線量やエネルギーに対する複雑なお気持ちも率直に聞くことができたのは良かったです。そして15年20年と続く未来の可能性を信じて、私財や時間をかけて仲間と進むことを選択された想いに共感し、今後も何かしら継続した行動が出来たらと思いました。
里山の美しい紅葉とすがすがしい空気のなか、快適に作業出来ました。美しい里山の景色はよく手入れされ、そこに住む人々がどれだけ地元を愛しているのかが感じ取れました。
時間的にもう少し長くお役に立てる作業が出来たらと思いました。
(静岡、60代女性)
漆の苗木の葉を駆除するために野鳥が住めるように巣箱づくりとその設置をしました。漆の苗木の回りに穴をあけて牛糞をたっぷりあげました。
野鳥の力を借りて害虫を駆除するアイデアに自然と共生する実感が持て、時間と労力をかけて漆を育てることに大きな夢があることが分かりました。
(千葉、70代男性)
以前植えた漆の木に害虫が出ているので、農薬を使うことをせず鳥に虫を食べてもらう為、鳥の巣箱を作りました。その他に漆の木の周りに2ヵ所穴を開け、その穴に肥料として牛糞を入れる作業をしました。
漆の木の事はほとんど知識がなく、苗木を植えて樹液が取れるのに15年かかりると説明を聞き、改めて根気のいる作業と認識しました。
(埼玉、70代男性)
