No.579 自然に左右される農業の厳しさと、良い品を出荷する生産者の妥協しない姿を実感「庄内柿の収穫3日間(2)」

生産者名:JA庄内みどり
日付: 2025年11月5日(水)~11月7日(金)

たわわに実った柿の実を剪定バサミで収穫する作業です。
基本的には、天候に恵まれて、雪の帽子を被った雄大な鳥海山を望みながらの収穫作業に満喫させられました。
(埼玉、80代男性)

柿の枝から専用ハサミで柿を切取りカゴに入れ、専用コンテナまで運搬する。 高所作業の場合、脚立を利用する。
生産者との作業や懇親会を通して、苦労と粘り強さと親近感を強く感じました。
地元産の安全で美味しい野菜や魚や肉類等を食べることができました。
リピーター参加者が多く、関心ある企画の有用情報を得ることができました。
生産者からお土産として、干柿や柿を貰い、家族や知人にPRできました。
柿がたくましく成長し、天候にも恵まれ柿収穫のやりがいを強く感じました。
柿畑からの鳥海山や日本海夕日は絶景でした。 クマにより柿枝が折られ、柿も食べられた跡を見ました。
(神奈川、70代男性)

枝に実っている庄内柿をひとつずつはさみで丁寧に切り取り肩の袋に集めていく。下がっている枝の柿は地面に立ち、高い枝の柿は脚立を使ってとる。
山の空気を吸い鳥海山を見ながらの作業で都会では味わえない雰囲気を満喫でき、清々しい気分で作業ができたことが良かったです。
(千葉、70代男性)

枝にたわわに実をつけた庄内柿を専用の鋏で収穫する作業。
遊佐の素晴らしい豊かな自然の中で、作業が出来たこと。生産者の方、それを応援している現地の方、みどり農協の皆様と交流できたこと。
今回は最終日の昼過ぎから雨に降られ、途中で作業を終わりにせざるを得なかったことが残念でしたが、他には特にありません。
(神奈川、80代男性)

到着した日はオリエンテーションで、収穫作業は2日目、3日目でした。
作業は、ハサミを使って柿の実を収穫し、かごに入れ、かごが一杯(八分目でOK)になったら、圃場内で選別している場所まで運びます。
全量を収穫ということでしたので、切る柿の選択はありませんでした。実に残った枝が長いと実を傷つけるので、平らになるくらい枝を短くすること、花の痕を取らないこと、実に衝撃を与えないよう丁寧に扱うことが、作業のポイントとのことでした。
高い枝の実は脚立を使いますが、私は不安だったので脚立はほとんど利用せず、手の届く範囲の実の収穫を行いました。樹が低く仕立ててあるので、収穫すべき実はたくさんありました。 昼食休憩の他に10時、3時にも休憩があり、集中力や体力的にも無理なく作業ができました。

初めての参加で、「援農」ができるか不安でしたが、産地の皆さんの気遣いやベテラン参加者のサポートもあり、安心して作業ができました。 丁寧に実を扱う事を心がけて収穫するのは、無心になれて楽しかったです。特に2日目は天候に恵まれ、晴れた空の下、紅葉した鳥海山を眺めながらの作業は格別でした。また、休憩時間や交流会で生産者の方々のお話をうかがうことができたのも得難い機会でした。

今年の柿はカメムシの被害が深刻とのことで、取った柿の半分くらいしか良品(生食用)にならないとのことでした(通常は8割程度が良品)。小さなカメムシ痕3個で加工用に仕分ける姿に、自然に左右される農業の厳しさと良い品を出荷するための生産者の妥協しない姿を実感しました。
(埼玉、60代女性)

傷んでいたものも含めて全ての収穫。ただ柔らかい柿は収穫しない。へたの所を残すと柿と柿がぶつかった時に痛みの原因になるのでしっかりと切り取る。みかんのように包む皮が無いので、やさしくしっかりと持ち取る。落としたものは別に持っていき選別の方がいるので、説明して渡す。 かご一杯には入れない。痛みの原因になる。
熊の被害があった。夜の内に来るようで、柿の木に登り食べるらしいのですが食べ散らかしで枝が折られていた。渋柿でも食べるのかと思った。
(埼玉、60代女性)

収穫作業。
専用の鋏で枝から柿を切り取り、再度鋏を入れて切り口を綺麗に整え、肩にかけたカゴに入れていく。いっぱいになったら選別作業をしている場所迄運び、空のカゴを受け取る。 この繰り返しでした。
屋外で身体を使う事が楽しく、働いた分木から柿がなくなり、結果が目に見えるので達成感がありました。 午前午後の休憩、楽しく交流できました。 おやつやお土産まで用意していただき、申し訳なく有り難く思います。 素晴らしい景色でした。
当日班に分かれましたが、事前に説明があればと思いました。
(神奈川、60代女性)

柿の収穫。
手の届く範囲がほとんど、または脚立に乗って収穫。今回は全摘でした。
干し柿のお手伝い。半日だけ休みの人の代わりに、皮は機械で剥きますが、取り損ねたもの、機械がはじいたものの皮むき。
充分に働けた。農家の方と交流が持てた。天気に恵まれ、鳥海山が素晴らしかった。
お馴染みさんも多い中、初めてだとシステムなどの勝手が分からず不安。名簿があるとより早く仲良くなれたと思う。
(埼玉、60代女性)

柿畑にはいって、ハサミと脚立(三脚)を使って柿狩りをしました。
二日間秋の鳥海山の絶景を見ながら、作業すること。 ラジオの番組を聞きながら作業するから、疲れない、時間の流れを感じません。 一日のスケジュールもよかったです。
(神奈川、60代男性)

作業場内であんぽ柿、干し柿作りのお手伝いをしました。
皮むき機で剥かれた柿の剥き残っている皮を包丁で手むきをし、トレイに並べていきました。
圃場では肩に籠を下げてハサミで柿を切り取り、かごが一杯になるとコンテナに移して行きます。
例年になく柿の成りが良く鈴なりという表現がピッタリでした。
(東京、70代女性)

今回は新しい柿農園の手伝いでしたのでさらに力が入りました。柿の木の高さが手ごろだった、柿を収穫しながら摘果の時、2個のうちどちらを摘果するにあたり枝の先か手前か、栄養が付きやすいか、風に揺れにくいほうか、など思案した。
(埼玉、80代男性)

<受け入れ生産者の声>
収穫は人手がいりますので、新規の方やリピートの方が沢山来ていただいて感謝しています。
最終日に雨が強く降った為、早めの作業終了となりました。
(JA庄内みどり 土屋拓さん)

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