No.577 生活クラブと生産者との長い間の信頼関係を垣間見た 「庄内柿の収穫3日間(1)」

生産者名:JA庄内みどり
日付: 2025年10月29日(水)~10月31日(金)

柿の枝から専用ハサミを使って柿を切取りカゴに入れ、専用コンテナまで運搬する。
高所作業の場合、脚立を利用する。
生産者との作業や懇親会を通して、生産者の苦労と粘り強さを感じました。
ユニークな生産者や参加者に恵まれ、楽しく過ごす事ができました。
リピーター参加者が多く、関心ある企画の有用情報を得ることができました。
天気に恵まれ効率的に作業できました。
柿収穫は例年より質と量共にあまり良くなく、カメムシと雨が少ない影響だそうです。
(神奈川、70代男性)

柿の木から、柿の果実を収穫挟みで枝からもぎ、収穫かごに入れ、ある程度まとまったら、選別する所定の場所にもっていきます。一つの圃場には100本前後の柿の木がありますから、参加者がまとまって、一本の木から四方八方に伸びた枝から丁寧にもぎ取っていく作業です。もぎ取る際は、果実が傷つかないよう、丁寧に、臍(軸)をしっかり切り取ります。高い枝に実がついていれば、脚立を使って収穫することもありました。
今回の参加者は13人でした。過去の企画では8人程度でしたので、人数が増えました。
過去の企画で生産者は1戸でしたが、今回から3戸に増え、3つの 圃場に分散して作業を行いました。私が作業を行ったのは、今回から新たに加わった生産者の方で、私を含め3人が作業を行いました。生産者からは、効率もあるが、丁寧に安全に作業をしてもらいたいということでした。
今年は果実が豊作のようでしたが、夏の暑さで果実が小さめで、またカメムシの被害で一部、皮の部分に黒ずみができたりしたものも多いということでした。生産者の注意に従って、基本に忠実に丁寧に慎重に作業することが、結果的には効率もよく、けがをしないことにもつながると感じました。私個人的には、ちょっと注意不足のところもあり、何度か枝に頭をぶつけてしまいました。反省点です。
(東京、70代男性)

柿の収穫。柿の収穫用ハサミを使って、ヘタの部分から綺麗にカットする作業。今回は選別なしの全ての収穫でした。
柿の木1本づつ確実に摘み取り進んでゆきました。ほどほど(多すぎると重さの圧で痛む)の数量をカゴに入れての収穫は、確実で丁寧な収穫になるように感じました。また、今回、援農事の食事は、現地移住TOCHiTOの方達が立ち上げたお弁当でしたので、安心と美味しさの気持ちよい食事になりました。
雨はセーフで終了できたので良かったです。
(東京、70代女性)

庄内柿の収穫。主に手の届く範囲で柿を収穫。
雪をかぶった鳥海山を望む畑で2年ぶりに収穫に参加できました。生産者の松本さんは「俺の目の黒いうちは絶対生活クラブを裏切らない!」とおっしゃり、30年もの長き間の両者の信頼関係を垣間見ることができうれしく思いました。
(神奈川、60代女性)

肩にかけたカゴにハサミで切り取った柿を詰める作業を黙々と繰り返します。柿の実は脚立を使わなくても収穫できる高さでした。2時間おきに休憩があり、農家の皆さんとの団らん時間があります。
摘蕾作業を経験してから初めての収穫作業でした。以前の収穫作業では枝にたくさんの実がなっていると「一気に収穫出来てラッキー」と感じていたのですが、摘蕾作業を経験すると「ここは摘蕾を見逃されていたのか」と違う感想になったりして楽しみながら作業ができました。
天候にも恵まれ柿の木越しに鳥海山を眺めながら時間があっという間に過ぎていきました。 ツチヤさんの柿畑は初めてでしたが、どこも手入れが行き届いていて気持ちよく作業ができました。
(東京、50代男性)

柿を鋏で収穫し、肩にかけたかごに入れて仕分けしているところまで運ぶ。ときに脚立に乗ることもある。
昨年は大きなものが多かったが、今年は章から中型のものが多く豊作だった。それだけに仕事量はあってやりがいがあった。
(兵庫、70代男性)

庄内柿の収穫作業をしました。肩に掛けた籠のすれすれ程度に収穫した柿をいれ、近くの選別作業員(熟練者)に渡すルーチンです。
無理しない程度に、柿に傷を付けないように収穫作業ができた。
春に摘蕾したが、思ってよりも果実が小さく、数が多かった。摘蕾の効果が感じられなかった。猛暑の影響もあると思うがLサイズ、2Lサイズが少なかった。
(千葉、60代男性)

<受け入れ生産者の声>
春の摘蕾作業にも来ていただいた方も半分位来られました。収穫作業は人手がいるので大変助かりました。来年も是非お願いしたいです。
受け入れ農家・受入人数を増やして対応しました。
(JA庄内みどり 土屋拓さん)

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