No.561 遊佐町の水がどのように守られているのか、また米作りの大変さがわかった「共生米田の草取りと緑を守る運動」
生産者名: JA庄内みどり
日付:2025年6月16日(月)~6月18日(水)




田の草取りなど、共存の森についてのお話と散策、石鹸づくりについてのお話と作業
今回の3つの体験は、遊佐町の湧水を大切な資源として守るために、一連となっていることが、とてもよくわかる体験でした。とても手入れされた美しい無農薬の田んぼ、100年先を見ながら森を人の手で守っていくこと、合成洗剤不使用の石鹸を廃食用油で作ることなど。自然環境の循環につながる取り組みが、様々な関わりある方々のお話などからも、知ることができ、さらに深める機会になりました。また、田んぼと散策での長靴を準備してくださったり、暑さを考慮しての作業時間など、色々と手厚いサポートに感謝です。ありがとうございました。
(東京、40代女性)
田んぼ用の長靴を履いて、苗を1人一度に4列ずつ横に並んで、草取りをしました。お昼ぐらいまで曇りでしたが昼食後は晴れて気温がかなり上がりました。草はほとんど抜き終わっていたので、田んぼの中を歩きました。
一緒に草取りして、一緒に休憩して、生産者も参加者も初対面の方ばかりでしたが楽しく作業ができました。
昼食のお弁当は、消費材を使っていたので安心して食べられました。野菜がたくさん入っていて嬉しかったです。
採石所跡地に作られた共存の森を散策して、山椒やクロモジの木を見られて良かったです。リサイクル石けんができるまでの一連の作業を体験しました。遊佐町の環境を守ってきた歴史や水環境を守るための暮らし方について、直接話を聞くことが出来て嬉しかったです。
宿泊場所で食べたたけのこのお味噌汁、蕎麦の実が美味しかったです。
豪雨災害時のこと、現在の状況、関東では報道されない今を感じられる見学もさせてもらいありがとうございました。
(神奈川、50代女性)
1日目:オリエンテーション、遊佐町災害場所の案内 災害現場を知れて良かったです。
2日目:無農薬栽培 田んぼの草取り作業 今回の圃場はとてもきれいな圃場でした。草があまり生えていない田んぼです。それでも奥行200m近くある田んぼに入り、草取り作業は大変な作業でした。ぬかるんだ田んぼを歩くだけでも大変です。
午前中の作業が終わり、昼食休憩 昼食は遊佐町のワーカーズが作ったお弁当をいただきました。手作りの生活クラブの消費材を使ったお昼ご飯でした。美味しく頂きました。このお弁当は継続できると良いと思います。午後からの作業は早めに終わりました。日差しが強く暑い中での作業は体調に負担がかかります。夜は生産者と懇親会を行いました。
3日目:共存の森の活動。最初の遊佐町の森について、学びました。次に共存の森の散策を行いました。実際に森の中で存在している木を見て歩きました。保存活動の大切さをしりました。応援していこうと思います。
午後からは遊佐町のJA婦人部の石鹼プラント見学、作業を行いました。遊佐町の水がどのように守られているのか、わかりました。無農薬田んぼの草取り作業は大変でしたが、参加できて良かったです。
無農薬田んぼの草取り作業に参加して、米作りの大変さがわかりました。お米を大切に食べていきたいと思います。生産者の米作りへのこだわりが知れて良かったです。20年も無農薬米を作り続けている様子がうかがえました。おおぜいの組合員に伝えたいと思います。
共存の森の活動も大切です。また参加したいと思います。
(神奈川、60代女性)
稲の周りの草を両手で取って水の中に埋めた。
環境に良い石けん作りは50年間も続いているのでとても感心しました。
緑を守る森の中は世界保健機関がグリホサートを発がん物質と分離した、その影響が少ない森の中はとても気持ち良かった。
(埼玉、80代男性)
30m×100mの無農薬米の田んぼに入り、稲の間の雑草を抜きました。生産者の方がすでに2回除草されていて雑草も小さかったので、思ったより楽に作業できました。
共存の森を学ぶ時間は、砕石跡地の森林再生の説明を聞いたあと、森の中を歩き、木を見分けてネームプレートを付けました。
石鹼づくりは、廃食用油から石鹸を作る工程を聞き、実際の作業に参加しました。私は粉石鹼をボトルに詰めるところをさせてもらいました。
田んぼ用の長靴を貸してもらい初めてはきました。細長くて足首をゴムで固定するもので、快適に作業できました。田の中をジャブジャブ歩いていると、横の道を来たランドセルを背負った女の子が、「こんにちは。頑張ってください」と声をかけてくれました。お米を作る人への親しみや感謝の気持ちを持っているんだろうなと感じました。
宿舎のしらい自然館は元小学校を利用した木造建物で、地元の食材を使った食事も美味しかったです。二人で一部屋でしたが、若い方とたくさんおしゃべりできて楽しかったです。
一度行ってみたかった庄内ですが、広い広い田と、鳥海山と湧水と海とを体験できました。(JAの佐藤さんにいろいろ連れていってもらいました。ありがとうございます。)また、生産者、町やJA、組合員が一緒に活動してきた歴史も少し感じることができました。
(大阪、60代女性)