No.554 アスパラの生命力の強さを見て感激 産地の為にできることを考えながら過ごした 「アスパラ収穫・選果体験5日間」
生産者名: JAこしみず
日付:2025年5月23日(金)~5月27日(火)
アスパラの圃場で収穫に適した長さのアスパラを刈り取る。
選荷場で各生産者から入荷したアスパラを機械でサイズごとに選別する作業の補助。
アスパラは天候や気温に大きく影響を受けて、今回は成長が遅れ収穫する時間があまりなかった。ただ、何回かやっているうちに決められたサイズの判断が早くなり、午前取れなかったものが午後には収穫できたりすることがアスパラの生命力の強さを見るようで感激する。
普段立ち入ることができない小麦のサイロの見学やゴボウ生産者の圃場でトラクターの最新技術を使った運転、産地の状況や取り組みなど、JA松尾さんをはじめ多くの方から伺うことができた。多くの組合員にもぜひ知ってもらいたいと思う。
担当の松尾さんに移動や案内などかなりのご負担をおかけしました。
今回宿泊施設と選荷場が近かったので、移動など参加者でできることは各自で行って、今後はなるべく担当の方にご負担をかけないようにしたいです。
(埼玉、70代女性)
アスパラ収穫から選果までの一連の流れに参加させてもらったことで、どのくらいの長さで収穫すれば選果作業がやりやすいかがよく分かって面白かったです。
収穫作業は立ったり座ったりしながら畑を歩いていくので、農家の方々の大変さを実感できました。
こしみず周辺の景勝地やJAの施設を案内してくださったり、アスパラ以外の作物の事も沢山教えていただき、産地のために自分ができることは何か考えながら過ごせました。
気温が低く天気が悪い日もあり、アスパラが思ったほど育たなかったので、大した作業もできずに申し訳なかったです。
天候が良くない時の作業先が他にもいくつかあるとお役に立ててるかなという気持ちになります。
でも、車でかなり遠くまで連れて行っていただけて素晴らしい景色を沢山見られ、娘とのいい思い出ができました。
(東京、40代女性)
露地に植わっているアスパラを長さが規定に達しているか確認してから刈り取る。圃場は3か所あり順番に回って収穫を行う。選果場では機械が一本一本、長さをカットして揃え、穂先の曲がり具合を判定し、太さ別に3L、2L、L、M等のサイズ別に選別する。きちんと機械が作動するようにアスパラを重ならないように溝に入れたり、選別されて一杯になった箱を取り出してセットするなどの作業を行った。
斜里岳を仰ぎ見て癒されながら収穫できたことと、小麦を乾燥し貯蔵するカントリーエレベーターの見学とGPS付きトラクターの見学が印象に残った。最盛期には24時間稼働でサイロ1本に550トンの小麦を貯蔵するとのこと、小麦により水分量が違うのできめ細かい作業が必要なこと、分電盤を見て作業をするが、異常や停止の際は30メートル近くあるサイロ内を登って現場を確認するなどバックヤードを見学できて面白かった(ただし私は高所恐怖症の為、分電盤の見学のみで済ませた!)
GPS付きで自動運転するトラクターの見学では、いくつかの衛星から受信した信号で自動的に位置情報を修正しながら誤差はなんと1センチで進むことができるとのこと、経験が浅い人でもまっすぐに畝を作れるなど人手不足の対応につながるとのこと。これは各自試乗して体験させていただけた。
移動手段がないので買い物や圃場まで毎日担当者が付きっ切りでフォローしてくれて、さらに観光までしてくれて対応には本当に感謝しています。素泊まりOKにしてくださって助かりました。
(神奈川、60代女性)
アスパラの収穫と選果場でのラインに流す作業と選別されたアスパラの箱を入れ替える作業をさせていただきました。
アスパラの収穫が楽しかった。選果場でも皆さんによくしていただいて良い経験になりました。天候には恵まれず、アスパラもたくさんは収穫出来なかったのですが、小清水は小麦の産地ということで巨大な小麦のサイロを見学したり、他の農家の方のところで、GPSを使ったトラクターに乗せていただいたり、いろいろなお話を聞けたことがとてもできない経験でありがたかったです。
観光地にも連れて行っていただいて、大変お忙しいのに松尾さんはじめ、JAのみなさんトラクターに乗せてくださった農家の方には大変お世話になりました。
体験のアスパラに限らず、援農の機会があると嬉しいなと思いました。
今回は天候によって時間があったので町を歩いてみましたが、収穫場所は宿泊場所から歩いて行ける距離なので、担当の方の負担を少しでも減らすために自分たちで行っても良いのかなとも思いました。
(神奈川、60代女性)