No.552 有機の稲作で、人の手がたくさんかかっていることを実感「合鴨農法有機米のネット張り」
生産者名: JA加美よつば
日付:2025年5月22日(木)~5月23日(金)




合鴨のためのネットとテグス張り
田植えされたばかりの田園風景が美しい時期に訪れることができ、とても良かったです。また、鴨の雛が届いたばかりということもあり、飼育していらっしゃるところを見せていただきました。抑草のためには、ネット張りは時間との勝負で、できるだけ一週間の内に放鳥したいという、タイミングもとても大切だということを知りました。手間のかかる有機の稲作では、こうした人の手もたくさんかかっていることを実感しました。キツネ(横)や鳥(上)から合鴨を守るためのネット張りを、短い時間ながらも体験することができ、とても充実感がありました。ありがとうございました。
(東京、40代女性)
1日目 田んぼ5反をグルッとネットで囲む。一人は支柱を打ち込み、そこへもう一人がネットを張り結んでいく。さらにもう一人はネットの下を土で固定していく。
2日目 ネットで囲んだ田んぼの上に、鳥よけの糸を張っていく。田んぼの両側に各々立ち、両側の支柱の間に糸を張っていく作業。
かねがね自分の食べているものがどんな風に育っているのかもっと深く知りたいと思っていたので、参加できたことうれしく思っています。
収穫が5反で70体と伺い、生活クラブでいつも美味しいお米をいただいていることの有難さをしみじみと感じています。
お一人で農家経営をされていること、感服です。農業に参入しても離れていく人達もそれなりにいるという話しは印象に残りました。
また加美町のきれいに区画整理された田んぼの風景も印象的でした。那須に戻ってみると見慣れたはずの那須の田んぼが少し違って見えてきました。自分の中で何かが変わったような体験でした。
カントリーエレベーターの見学や農業にまつわる話しをもっと聞いてくればよかったと少し心残りです。
色々と気を使っていただき、かえって恐縮です。個人的には、ご迷惑をかけずにミッションをクリアできれば…と思っていたので。
こういう企画は首都圏に向けて発信されているように感じますが、地方の方も参加されたりするのでしょうか?
東京から那須塩原に嫁いできましたが、周りの移住や転勤で那須にきた友人も、地元農家さんとの接点がない場合がほとんどです。地方にいながら農家さんとは縁のない方々も、どんどん参加して、生産者さんとつながっていけたらいいですね。
(栃木、60代女性)