取材記No.001

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JA加美よつばによる「生食用・キムチ用白菜の収穫」企画に同行しました。

11月12日~13日のJA加美よつばによる「生食用・キムチ用白菜の収穫」企画に同行しました。JA加美よつばは、宮城県北、山形県との県境に位置する産地で、生活クラブとの提携は、1985年にイナゴの佃煮とともにお正月のしめ飾りを取り組んだことから始まりました。生活クラブの国内自給力の向上に向けた運動に応えて、飼料米、加工用トマト、加工用馬鈴薯など加工用原料の栽培にも積極的に取り組んでいます。

今年から栽培を始めた加工用トマトは、生活クラブのケチャップの原料になる予定で、来年は夏場のトマト収穫を組合員の労働参画を得て進めたいと考えています。今年の白菜の企画は、まず組合員の受け入れの第一歩として実施しました。参加者は、直前のキャンセルも出て女性3名。

到着後受け入れ生産者も参加してオリエンテーションの実施、顔合わせ、作業説明をしました。受け入れ農家は、加工野菜部会長の我孫子武二さんと、白菜部会長の千葉正美さん。 1日目の午後は、心配していた雨も上がり、圃場のぬかるみもさほどではなく、2人ずつに分かれて白菜とサボイキャベツの収穫を行いました。白菜については、専用の包丁(カーブがある)で根から離し、外葉を取って芯を切り整えて泥を落としコンテナ詰。白菜15kgが入ったコンテナはあまりに重く、手伝いはコンテナ詰まで。サボイキャベツというのは、葉がちりめん状になっている西洋野菜です。煮込めば煮込むほど甘く、煮崩れしないので、ロールキャベツやポトフなどの煮込み料理に適しています。外葉を3枚くらい残して包丁で収穫。

2日目の午前は、我孫子班は、機械によるねぎの収穫。千葉班は大根、かぶの収穫、大根洗いでした。 参加者の労働意欲は高く、1泊2日の作業は少々物足りなさを感じた位でした。受け入れ側としても初めてなのでどんなものかと様子伺いという面もあり、普通の交流などと比べて、作業姿や姿勢など全く異なり、これだったらもっと長く手伝ってもらえる、との声も聞かれました。 初回の夢都里路くらぶの企画として、生産者も温かく迎え、参加者も気持ちよく作業ができたので、成功裡に終了!

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