No.544 膨大な時間と労力のかかる林業を知る 「五感で楽しむ!吉野の林業ツアー」
生産者名: 紀伊半島地域協議会(豊永林業(株)・吉野銘木製造販売(株)
日付:2025年4月24日(木)~4月26日(土)




林道を作る為のお手伝いをした。
普通は入れない林業の作業現場に連れて行っていただき、檜、杉が育つ急な斜面を見て作業の大変さ、危険さを体験できた。木が育ち、材木となる為には大変に労力がかかっていることが実感できた。また、杉と檜の違い、杉の割り箸と檜の割り箸の違いも初めて知った。割り箸一つでも奥が深い。
人手不足や森林の荒廃で林業は厳しいと思うが、影ながら私のできることで林業を応援していきたい。出会った林業に携わる方々は皆さん若々しく、優しい笑顔だった。大変な仕事ではあるが、森からの恵みもたくさんあることを感じた。静かな吉野の山里でゆっくりした空気感のなか幸せな時間が過ごせた。皆さま、ありがとうございました。
(東京、70代女性)
作業道を強固にするため、路肩下で丸太を組み 固定するための「釘打ち」作業では、25cmの釘をハンマーで打ち込んでいきました。(私は1本しか打ちませんでした。)
それ以外では、作業と言える程の作業はありませんでしたが、現場から現場への移動があるので車酔いには要注意。
人間は 森林の中にいるだけで、満たされるのではないか?と実感する林業ツアーの毎日でした。
初日に見学した製材所で「製材とは乾燥」と教えられ、翌日の間伐現場では 重機の高性能に目を見張りました。「林業の現場を見たい」と思っていたので 実際の作業を間近に見られて本当に良かった、と思いました。
豊永林業では、社長さんから新入社員の方まで 皆さんとてもステキな方達で、この環境では、人間性さえも浄化されるのだ、と確信しました。夢都里路担当の風谷さんには ご迷惑もおかけしたと思いますが、いつも笑顔で優しく対応して下さり本当にありがとうございました。(役者にしたいようないい男)
作業は 見るからに危険な現場ばかりなので、お手伝い程度の企画も難しい産地と思いました。
そんな現場を巡る見学主体の企画であると 銘打ってもいいのではないでしょうか。
(東京、70代女性)
吉野杉を搬出するための林道の土留めの丸太を固定するために30センチの長いくぎ打ちをさせてもらいました。なかなか経験できないことだけに難しかったけれど、助けてもらいながらやってみました。なんとかできると大きな達成感がありました。
林業の仕事は普段は全くと言っていいほど縁がないのですが、膨大な時間と膨大な労力を要する林業の仕事を少し体験できたことがうれしいです。林業を支援するにはどうしたらよいのかを考えて生きていきたいです。他の方にもちょっとでも林業のことを知ってほしいです。
(千葉、70代男性)
杉林の中での釘打ち体験
林業の厳しい現状を垣間見ることができました。実に大変な仕事ですが、大切な仕事ですね。森林保全に努めてくださりありがとうございます。
利益にならないために置き去られた林を目にして、プラスチックをやめて日本の木の活用を考えるべきだと思いました。私も生活に木製製品をもっと取り入れたいです。
杉と檜の各々の特徴や杉の中でも吉野杉が重宝される理由などを教えていただきました。
以前から行ってみたかった天川神社にも連れて行ってもらえました。
森林散歩も気持ち良かったです。
大変お世話になりました。ありがとうございました。
(東京、60代女性)
製材所の見学
山林での間伐作業の見学
山道整備の丸太の釘打ち
割り箸製造の見学と体験
なんとなく理解していた間伐だったが、その意図をきちんと理解することができた。木の値段の安さに(悪い意味で)衝撃を受けた。
一般の人の目がないところで作業されており、まだまだ知らないことが多そうで、もっとアピールの仕方によっては見られ方が変わりそう。
(東京、50代男性)