No.538 お米の出来に影響する、重要で人手がいる作業 「有機栽培米の種まき」

生産者名: JA加美よつば
日付:2025年4月8日(火)~4月9日(水)

・ハウス内に苗箱を並べる前のビニールを敷く作業。
・種まきの機械に苗床用空きケースを補充する作業。
・種まきが終わった苗床をハウス内に並べる作業。
以前お手伝いした生産者の所だったので数年ぶりの再会に話も弾み、交流がはかれた。
種まきの機械が新しくなり作業の効率も良くなっていて余裕を持って作業ができた。
今の米事情や農業の現状を知ることができた。
(埼玉、70代女性)

有機栽培米の種まき作業の補助を行いました。
種まきといっても、直接田んぼに種を蒔くわけではありません。田植えの前に稲の苗を育てるための作業です。
育苗用のトレイに有機専用の培養土を敷き、予め浸水漬けした種もみを播種し、土で覆い、ビニールハウス等で育苗します。お手伝いした生産者さんでは、この工程を、専用の機械で一連で行っていました。
 この工程では、まずトレイを機械にセットし、床用の土を補充する、種もみを補充する、覆う土を補充する、そして蒔き終わったトレイをパレットに積み上げ、フォークリフトで保管場所に移動するなど分担して行っており、私は種もみの補充を体験させていただきました。
 私たちの初日の主な作業は、育苗用のトレイをハウスに並べていく前の下準備として、ハウス内の苗床にビニールを敷き詰める作業の補助でした。
 2日目は、ハウス内にフォークリフトで運ばれた種がまかれたトレイをパレットから下ろし、敷かれたビニールの床に並べていく作業の補助です。土が入ったトレイは、3つぐらい重ねて持つと結構、重量があります。並べ方を生産者さんの方式に従って効率よく並べていきます。並べ終えると、トレイの上にビニールを被せ、さらにアルミシートで全体を覆います。保温と保水を考えてとのことでした。その部分も少し手伝いました。
お米を生産していく前の苗を育てる段階は、お米の出来に影響する重要な作業であり、人手も必要な作業だなと知りました。コメを作っていく段階のことも教えていただき、楽しく作業できました。
(東京、70代男性)

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