No.447 身近な野菜、時間のかかる玉ねぎ生産の大変さを体感、実感「サラダ玉ネギ収穫作業」

JA加美よつば(宮城県)
2022年6月23日(木)~6月25日(土)

乾燥したものの茎・葉をハサミで切ります。
玉ねぎの抜き取り作業
雑草の中(除草剤を使っていない)玉ねぎ探し

農薬を使わない畑なので、雑草の間から玉葱を抜き取り、泥を落として葉を切る。ある程度乾燥させた玉葱の、根と芽の方を切り取る。傷んだ物は選別して分ける作業でした。初めて、畑で玉葱を抜くところから、乾燥後の根切りや選別の一部をさせて頂き、これほど大変なのかと実感。山間の生産者さんの、農業経営の実態も伺えて、有意義でした。
 減反に奨励金(?)が出るのは知っていたが、水田を畑に変える為に水切りや土作りに2年はかかるのに、5年に一度は水田に戻さないといけない制度だとは! 田に戻す手間も費用も大変で、辞めてしまう人もいる。後継者育成や食糧の自給率向上を考えているのかと、農政への疑問点が多々あり。日本の農業の行く末が危惧されます。(東京、70代女性)

玉ねぎの収穫及びハウス内で(収穫後乾燥させた)玉ねぎの茎・根をはさみで切る作業をしました。普段利用している消費材について、直接産地に赴き、収穫のお手伝いが些かなりとも出来た事、また生産者の皆様に温かく迎えていただき且つ当事者ならではのお話も伺え、貴重な体験でした。加美よつばの皆様には3日間本当にお世話になり、感謝申し上げます。(東京、60代女性)

玉ねぎ収穫から出荷まで、様々な作業があり手間のかかることが実感できた。また植え付けから収穫までも時間がかかることを知り、身近な野菜のひとつである玉ねぎを生産することがいかにたいへんであるかよく解った。休憩が多く、おやつをたくさん用意してくださるのが申し訳ない。気持ちはとてもありがたいが、参加者も短い時間でできるだけ作業をしたいという気持ちがあり、むずかしいところですね。(埼玉、60代女性)

参加人数が多かったので作業がはかどり、早く終わりました。生産者さんには喜んでいただけてよかったです。三日間天候に恵まれました。
今回は雹の被害があって収穫量が少なくなった生産者さんがおられました。10年前でしたらそんなことはなかったと思います。異常気象や害獣の対策もしながら育てるので本当に大変なことだと感じました。
二日目の作業の時間が16時までで、あっという間です。日没も遅いので17時位まででもよかったと思います。それに座っての作業で楽でしたので、もっと長くやりたかったです。
何気なく食べている玉ねぎですが、種蒔きから出荷まで非常に手間がかかっていることがよくわかり、ありがたく思いました。生産者さんを取り巻く環境がだんだん厳しくなっており、今後が心配ですが食べることで応援したいと思います。
生産者さんと直接お話しできることは毎回とても楽しいです。また参加したいと思います。(神奈川、60代女性)

生産者さんの畑を見て、実際の作業を体験でき、農家の方が手間暇をかけて生産していることがわかりました。イノシシ被害を防ぐため様々な対策(ネットはり、電気柵)に苦心されていることがわかり印象的でした。(東京、60代女性)

≪受け入れ生産者の声≫
1日目は、天候にも恵まれ収穫作業を行うことができました。
玉葱の根張りが強く、始めは苦戦していましたが、コツを掴みスムーズに行えていました。2・3日目は、調整作業を行いました。根や葉を切り落とす作業は、生産者に見本を見せていただき、効率よく作業を行えたことで、予定時間よりも早く作業が進められました。
新型コロナウイルスの影響により、2年ぶりに玉ねぎの収穫作業となりました。夢都里路くらぶ会員の皆さんからは、加美よつばに来るのを楽しみにしていたと言っていただき企画を実施できたことを嬉しく思いました。
3日間を通して、収穫作業・調整作業という流れで段階を踏んで作業を行えたことで、皆さんへ玉ねぎが届くまでの一連の流れを伝えることができました。
援農受入にあたり目配り、気配りが行き届いたのか不安がありますが、夢都里路くらぶ会員さんの皆さんからいただいた言葉を、今後の援農企画に、役立てていきたいと思います。(JA加美よつば 菅原響さん)

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