No.445 消費材の牛肉牛乳バターの関係がよくわかり、命をいただくという事も「みどり豊かな牧草地帯で酪農体験!」
JA中春別(北海道)
2022年6月8日(水)~6月10日(金)
機械で給餌された餌を牛たちが食べやすい位置に移動させる・牛が快適に過ごせるよう糞尿を除く・ブラシがけ・ミルカーで搾乳する前の前搾り・哺育牛の敷き藁交換・ミルク作りと給与をしました。搾乳や餌やり時の機械化が進んでも人の手での作業が数多くあること、五感を使って接しなければならないこともたくさんあるということがわかりました。また、酪農家を目指す方たちのために酪農研修のための牧場があるということも含めて、地域の酪農にかかわるすべての方の酪農に対する熱い思いが感じられました。今回、援農体験を終えて、「現地に行かない援農もある!」はず・・・もっと牛肉・乳製品を食べたり飲んだりしようとあらためて思いました。貴重な体験をさせていただき本当にありがたく思います。同じ生活クラブの組合員や家族の方と一緒に体験し、お話し消費材の話なども聞くことができて良かったです。
(東京、50代女性)
伸び伸びと広い牧草で過ごす穏やかな牛さんの顔が印象に残りました。作業は牛さんのお部屋のお掃除、牛の赤ちゃんにミルクをあげる、牛さんの搾乳のお手伝いでした。牛肉牛乳バターなど私が産まれてから口にしてきたものを、初めて産地に行き目にして体験することにより、食べ物を大切にする感謝していただくという気持ちが自然と湧き起こる企画でした。生きているものをいただくという事…私の中でこの体験はこれからいろいろな場面で役に立つし、生きた経験を伝えられることに感謝します。(東京、20代女性)
生産の現場を知ることで、牛乳が生き物からいただいているものであることを強く認識した。牛の食べものが地域で取れた牧草だったり、子牛の敷き藁が地域の農家から牛奮肥料との交換だったり、地域循環ができていることがわかった。生産は簡単なことではなく、生産者あっての消費材だということがわかった。印象に残ったのは、牛の世話をしている研修生が牛(命)と向き合っていることが感じられた。精子の雄雌を分ける技術で雄牛が産まれないようにしているが、それでも生まれてくる雄牛は20か月肥育されてお肉になること。(東京、40代女性)