No.531 日本の農業について考える3日間になった「庄内柿の収穫3日間(2)」

生産者名:JA庄内みどり
日付:2024年11月6日(水)~11月8日(金)

①専用の収穫バサミで柿を切り取る。
②腰にぶら下げたかごに入れていく。
③かごがいっぱいになったら、近くに停まってるトラックで選別するところへ持っていく。
・長靴や 雨用の長々手袋を貸してくださったので、持っていく荷物が減りとても助かった。
・JA 庄内みどりの職員の方がとても親切で、色々気配りしてくださり 快適に過ごせた。
・2日目の柿の圃場が、民家からちょっと離れていたので、お昼までトイレに行けなかったのが、ちょっと困った。
(神奈川、60代女性)

鳥海山の麓、山形県遊佐町の丘陵地にある圃場で、平べったくて四角い庄内柿の収穫作業をしました。傷がなく、形のいい柿はブランデーを使って渋抜きされ、皮が一部黒かったり、形が悪いものは干柿になります。収穫の時、軸が残ると、柿を籠に入れたりコンテナに詰めたときに軸が当たって実が傷んでしまうため、専用の軸切りばさみを使います。ただ、枝とヘタは密着していて、はさみは入れづらく、傷つけずに収穫するのは結構難しい作業でした。
鳥海山が今季2度目の雪化粧をした作業初日、大きな虹が現れたかと思うと、一転、ヒョウが降りました。季節の変化なのか気候変動なのか、そんな中での作業はとても貴重な体験になりました。
遊佐町内には7月の豪雨被害の爪跡が今も各所に残っています。私たちを受け入れてくれた松本揮一さんによると、今年の収穫は平年の4分の1で、2013年以来の大不作だそうです。午前、午後の休憩や懇親会で、庄内柿栽培の歴史や庄内柿特別栽培研究会の現況、豪雨被害など、さまざまな話を聞き、日本の農業について考える3日間になりました。
(埼玉、60代男性)

柿収穫用のハサミを使い柿を取り、肩掛けのかごに入れて行く。いっぱいになったら運んで違うかごと交換する。慣れて来たら低い脚立を使う。
今年は柿の数が少ないとかで松本さんの畑ではなかったのですが、代わりの畑を用意して下さっていて、最終日にはお隣の畑のお手伝いをしたり、最後まで収穫作業が出来たことか良かったです。
長年参加させて頂いてますが、今までと違う畑で作業出来たことが違う景色が見れて新鮮で楽しかったです。
(東京、30代女性)

柿用鋏を使い、収穫した柿を肩から下げたカゴに入れる。
柿の生っている方向で鋏が柿の軸にうまく入ると、気持ちよく採れる。
手甲付きの手袋が、雨霰の悪天候でも作業出来てよかった。雨具は必携。
欲張ってカゴいっぱい採ると、重くなり肩も辛くなる。
やはり説明の通りカゴ八分が適正量。
(東京、60代女性)

柿の収穫
大切に消費材を作ってくれていることがわかりました。
(埼玉、60代女性)

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