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No.230 農家の金井さんはアスリートのよう!「「つくりまわし」の現場探訪」

ながさき南部生産組合(長崎県)        2015年9月20日(日)~9月22日(火)

 
現場は島原半島の南島原市、活火山である雲仙岳の麓、石垣の段々畑が広がり、眼下に有明海が見渡せます。初日の農作業はスティックブロッコリー・キャベツの種まき。土の入ったプラグトレー(育苗トレー)に指で軽く窪みをつけていき出来る限り真ん中に一粒ずつ種を入れていきます。その上に土を固めに覆い被せ、不要な土は払いのけ、出来上がったトレーを10段積み上げていきます。お手本を見せてもらいましたが慣れるまで試行錯誤でした。育苗中のハウスも見学させてもらい苗の成長段階を観察することができました。
 2日目は角オクラの収穫(8~12㎝のもの)。オクラは灰汁が強くかぶれるので長そでシャツ・厚手のゴム手袋が必要で人によってはマスクやタオルを準備したほうがいいかもしれません。その後少し高台の圃場でスティックブロッコリーの定植。前もって準備された印に苗を置く人・植え付けていく人、4人で分担して行いました。苗を育苗トレーから抜くときはちょっとしたコツがいるので私は植え付けの方をしました。印にスコップで穴を空け深めに苗を入れ周りを土で覆う作業は軽い粘土状の土なので手にまめが出来ました。お手伝いの方は二枚重ねて手袋をされていました。最終日午前中も定植の残りとインゲンの葉かき(光合成しなくなった濃緑色の葉っぱを取り除く)。農作業を通じ「つくりまわし(輪作)」の体系が理解でき、家庭菜園に取り入れたいと思います。受け入れ農家は金井さん、奥様、お母様、高校生の息子さん、娘さんのご家族です。修学旅行生や海外からの旅行の方など農業体験の受け入れもされています。日の出から日没まで続く農作業と農家の暮らしぶりを身近に体験でき感じ入りました。お忙しい時期の受け入れ感謝いたします。
 金井さんからの栞「つくりまわしの根っこ」を頂き印象深く感激しました。
始まりでも 終わりでもなく 繋がりのなかの ほんの一瞬 これまでと これから
いまある森羅万象 今を見極め 勘案し 「刹那に」ではなく「わたす」ことを想い
できることを 重ねる。 そんな日々です。 伝えたい それも 言葉や映像でなく
実感として 感じるものを 多くは語れないと思いますが 体に染み込むなにかが
あるとおもいます。

奥様のさりげない心遣いとおしゃべり。作業中に女性が一番気になるトイレなど女性目線での対応が良かったです。島原の農家の家庭料理をいただけたこと規則正しい生活が出来たことも印象に残っています。
作業が早くできない方なのでキャベツの種まきが途中になってしまったことが残念でした。(兵庫、60代女性)

 

 
1日目はスティックブロッコリーとキャベツの種まき。プラグトレーというポットが連なった育苗トレーを使用しました。①ポットに入った土を上から押して土が少ない場合は土を足しながら中央にくぼみを作る。②くぼみに種を入れる。③上から土を被せて不要な土は払う。トレーは10段重ねる。2日目朝1時間は角オクラの収穫。長さ8cm~12cmになったものを収穫しました。その後スティックブロッコリーの定植作業。マルチに15cm間隔で穴が開いており、苗は30cm間隔に植えていきます。4名で苗を置く人、植える人に役割分担して作業しました。マルチなしの畝は隣の畝の苗に合わせて30cm間隔で植えていきました。3日目はスティックブロッコリーの定植(2日目の続き)とインゲンの葉かき。葉かきは緑色が濃くなった硬い葉(光合成しなくなった葉)3枚1組を取る作業でした。
プラグトレーを使った種まきが楽しかったです。初めての作業で失敗したり要領が悪くなかなかスピードが上がらずキャベツの種まきが最後までできなかったのが心残りでした。種まき後はちゃんと発芽してくれるかが心配でした。発芽したてのものと成長した苗も見せてもらい、種まきから定植までの一連の作業を体験できて良かったです。
定植も初めての体験で慣れるまでは手間取りましたが、なんとか目標まで植え終えることができて良かったです。下半身がかなり鍛えられました。
一番印象に残ったことは、受け入れ農家の金井さんの仕事の早さです。たくさんの畑を常に行ったり来たり。別の畑に行ったと思ったらいつの間にか私たちのいる畑に戻って作業されていて、畑を歩くスピードがすごく速くてびっくりしました。アスリートのような方でした。(兵庫、30代女性)
 

 

 

 

定植

 

 

色々な作物を組み合わせて、畑をまわしていくという、「つくりまわし」。農家の工夫や土地に合わせた栽培体系が、体験できました。

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