No.118 水俣の歴史を忘れない!「木成り甘夏を収穫しよう」

生産者グループきばる(熊本県)         2013年3月4日(月)~3月10日(日)

 
主には収穫、段ボール作り、箱詰め、出荷作業(10トン車への積み込み)、缶詰用甘夏の出荷、剪定枝の片づけ、草むしりをしました。不知火の海を眺めながらの「甘夏」の収穫、その場で食べたきばるの美味しかったこと。生産者交流会も今回やっと参加できました。コンテナの移し替え、出荷作業など女性には厳しい作業もありましたが、夢都里路メンバーが支えて下さり、気持ちのよい作業ができました。(神奈川、50代女性)

 

 
体験はどの作物でも種まき、定植、除草、育成の管理、そして収穫の一連の作業があり、各次期駐の作業が季節ごとに体験できることは楽しいことです。
私たちは初心者で援農と言っても生産者の労働の助けには十分出来ず、いつも生産者のお客様という感じがしています。(私たちの対応に生産者の皆さまが多く時間をかけていますので、そのように思いました)

生産者グループきばるでの甘夏の作業は、夏の摘果と冬の収穫の一連の作業が体験できるもので、夏は暑い日差しの中、冬は少し寒い風の中での自然にどっぷり浸れる作業でした。
今回の作業は、ずっしりする実をハサミでチョッキリと切り取り、コンテナに入れモノレールで運搬する作業です。頭を上げると目の前には不知火の鏡のような海に太陽の光が輝き、その先に島々が望める素晴らしい風景が広がっており、気分が爽快になります。
収穫した甘夏は作業場で選別し、段ボール箱に詰め、早朝、水俣の各生産者の方々と一緒に、生活クラブまでの直送のトラックに積み込みます。力仕事で汗をかきますが、とてもリズミカルに行えて各生産者との一体感が持ててとてもよい気分になりました。
収穫後の樹は、またより実がとれるよう、剪定を行い、太陽の光が良く当たり、風通しをよくし、甘夏の樹も床屋にかかったような感じでさっぱり出来喜んでいるような気がしました。
またきばるの生産者の方々との共同生活も楽しいことで、作業とは別な新鮮な体験ができました。食事作り、後片付け、ミーティングなど私たちも仲間として扱って下さり、感謝いたします。
今の時期、黄色い菜の花、白い辛夷の花が満開で、田園には 数多くの小鳥の囀り、木立を抜ける風の音を聞きながら、江戸へ、薩摩への参勤交代の旧薩摩街道の狭い道の散策は快適です。また行きたいところです。
そして水俣で忘れてはいけないことは、昔漁業をしていた方が今、甘夏の生産を行っておられます。私たちの手に届く甘夏の箱の中に生産者の名前のスタンプが入っています。このスタンプは手の不自由な水俣病患者の押したものもあり、押し違いのものには、「あんちゃん、失敗したよ」と妹の胎児性水俣病患者の声があり、その兄は、「いいんだよ」と言葉をかけながら、箱詰めを手伝わせているものもあることを忘れません。(東京、70代男性)

 

 
甘夏ミカン収穫(専用はさみ使用)②収穫甘夏選別(大きさ、黒点状況等で判別)③選別甘夏の段ボール箱詰めと出荷④出荷用段ボール箱組立⑤甘夏剪定の手伝い(良い果実を得るために、余分な甘夏ミカン枝を切断し、切った枝を集めて廃棄する)という作業でした。甘夏収穫は初めてですが、高橋昇さんが作業内容を丁寧に説明してくれたので、怪我もせず楽しく援農することができました。(神奈川、60代男性)
  
 
 
 

しらぬい湾と甘夏

 

 

生活クラブとの提携の歴史も長く、作業のリピーターが増えて、作業に慣れる一方で、新たな人たちにも是非一度訪れてもらいたい産地です。

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